戦国時代の息吹きを今に伝える木曽の新春狼煙あげを体験しよう! (1/2ページ)

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戦国時代の息吹きを今に伝える木曽の新春狼煙あげを体験しよう!


今は使われていない情報伝達手段の1つ、狼煙(のろし)という方法をご存知でしょうか?
人や馬が手紙を運ぶよりも遠距離を高速に情報伝達でき、さらには拠点をつないでリレー方式にすることによって情報伝達距離も伸ばすことができるという特徴があります。

古くから敵の攻撃を知らせることなど戦絡み(いくさがらみ)の合図用に使われ、日本では戦国時代に多く用いられました。

その狼煙あげの文化を地域ぐるみで復活させた場所があります、その場所は長野県の木曽谷エリア。

「新春狼煙あげ」は、南木曽町の財団法人「妻籠を愛する会」の呼び掛けで2007年にスタートしたとのこと。

ホラ貝の合図で一斉にあげられていく狼煙は勇壮な戦国時代の出来事を今に伝える貴重な文化遺産の1つかもしれません。
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現在はその狼煙あげで繋がった木曽谷エリアの町や村が、行政区画の垣根を越えて地域の絆を再確認する、という意味合いも含めた新春の風物詩となっているそうです。
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昨年度は御嶽山の噴火や南木曽の鉄砲水など自然災害の多かった木曽谷エリア。明日あげられる狼煙で木曽谷の人達の絆がより一層強いものとなり、新しい2015年はきっとこれまでよりも素晴らしい1年になることでしょう。

木曽谷と言えば、美味しい蕎麦や今健康食品として非常に注目されている幻の発酵食品「すんき」など美味しくて体にいい食べ物も揃っているエリア。

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