農業だけじゃない!「地方移住」で成功するための「職探し」応用編 (3/4ページ)
ある程度両足かけて、徐々に移住先に足場を築いていく方がいいのではないでしょうか」(香川県東京事務所)転職先で歓迎される移住者ってどんなタイプ?
編集やライター、カメラマンが圧倒的に多いのは東京だが、長い出版不況で雑誌は廃刊、人余りが深刻といわれる。ところが地方には活躍の場が残されていると、香川県東京事務所の職員は語る。
地域の資源を見つめて、それを全国に発信できるスキルのある人が成功しています。東京だと、新しい店ができればみんな取材にきてくれますが、地方は日が当たらない。そこにスポットを当ててアクセスを集める人は成功していますよ。例えば食のライター。香川県の産品を全国に広めるにはどうすればいいか知っている人は、ちゃんとやっていますね。キヤノンのデジタル一眼レフカメラ。写真はイメージです(Laineemaさん撮影、Flickrより)
高度成長期は地方への工場移転が盛んで、香川もその例外ではなかった。かつては2次産業の求人が多かったが、今はサービス業の需要が一番高い。政府が外国人観光客の誘致に力を入れていることもあり、観光の仕事も人気がある。
香川から東京に大学進学する人は約2割。多くは京阪神圏に流れ、Uターン組も関西からが多い。営業経験者で「東京を知っている」人は強いそうだ。
地方は作ることに重きを置く傾向が強いんです。あまり需要のことを考えずにやってしまうというか。そういうときに東京の需要先を知っている人は強いです。「こういうところに持っていったら売れる」というのを知っていて、そのつなぎをしてくれる人。ずっと地方で暮らしていた人よりもノウハウがありますよね。そういう能力のある人はありがたいと思います。香川県民に何かを周知させるのは結構簡単です。一方東京は情報が溢れすぎていて、首都圏の人間に広く周知させようとすると莫大なお金がないとできない。どこに知らせたり、どこに売り込んだりすればいいのか地元の人間には分からない。それが分かる人なら、香川でも活躍できるのではないでしょうか。瀬戸内海に浮かぶ男木島。