「街の声」は自民党有利!? BPOに寄せられたご意見|プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.76 (1/2ページ)

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「街の声」は自民党有利!? BPOに寄せられたご意見|プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.76
「街の声」は自民党有利!? BPOに寄せられたご意見|プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.76

Photo by 放送倫理・番組向上機構ホームページより

 昨年2014年は「BPO」がいろいろ話題になった一年だとも思う。BPOとは「放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関」(HP)。

 年初には日本テレビのドラマ『明日、ママがいない』が人権侵害だという申し立てを受けた。夏には「LINE府議」が「こいつキモい」とテレビで言われたことに対し申し立て、最近ではフジテレビ『IPPONグランプリ』に対して佐村河内守氏が「笑いのネタにされた」と申し立てた。

 当事者だけではない。視聴者からの「この報道や放送はいかがなものか」というご意見もBPOには寄せられている。HPで読むことができるのだが、これが鋭いご指摘の連発なのだ。私が印象的だったものをピックアップしていきたい。最初はこちら。

《大量殺人を取り上げ、殺人シーンや"再現VTR"、実際の映像などが多く紹介された。嫌なら見なければ良いのだが、まさかここまでグロテスクな内容だとは思わず見てしまい、凍り付いたままチャンネルを替えることができなかった。》

 思わず見てしまったという悔い。「嫌なら見なければ良いのだが」というジレンマとの戦い。気が緩む年末年始はじゅうぶんな注意で対応できただろうか。こういうご指摘もあった。

《芸人の寝起きに、逆バンジーを仕掛けるという企画をやっていた。人間が寝ている状態では循環機能が低下しており、意識も消えている。この状態で逆バンジーをすると、心停止などの危険性が考えられる。また、就寝中の芸人のベッドにバンジー装置を仕掛けるために、》

 分析はこのあとも続く。最後は「人間は驚くと何が起こってもおかしくない。」と忠告していた。参考にしたい。次はこの指摘。

《バラエティー番組で、わざとらしく「わー」や「えーっ」という観客の声が入ることがあるが、観客の声に気持ちがこもっていない。》参考にしたい。次はプレゼントの方法についての怒り。

《最後にプレゼントがあるのだが、応募する場合、ツイッターでフォローしている人限定となっている。ツイッターをしないと応募出来ないのである。

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