世界一美しい霊廟といわれるインドの世界遺産「タージマハル」に行って、その美しさの秘密に迫ってみた。 (3/5ページ)

GOTRIP!

翡翠(ひすい)や水晶は遠く中国から、トルコ石はチベットから、サファイアはスリランカから、カンラン石はエジプトから、珊瑚や真珠貝はアラビアから、ダイヤモンドはブンデルカンドから、アメジストや瑪瑙(めのう)はペルシャから集められたとのこと。

他にも、碧玉(へきぎょく)はパンジャーブ地方から、ラピスラズリはアフガニスタンから、カーネリアンはアラビアから取り寄せられたもので、全体で28種類もの宝石・宝玉がちりばめられているそうです。

これほどの材料ですので加工する技術者も非常に優秀な方を世界中から招聘(しょうへい)したということです。タージマハルの美しさはその細部に至るまで、まさに完璧を求めた、という事なのかもしれません。
DSC_0758
DSC_0757

・タージマハル建設の物語
タージマハルの建造は、確かに莫大な時間とお金がかかってしまい、その無駄遣いが原因で時の皇帝シャー・ジャハーンは自身の息子に幽閉されてしまいます。

しかしタージマハルの建設は、皇帝の愛妃ムムターズ・マハルの遺言のひとつを忠実に守った皇帝シャー・ジャハーンの深い愛情によるものである、ということを忘れてはなりません。

その証拠に皇帝シャー・ジャハーンは、タージ・マハルと対をなす形でヤムナー川を挟んだ対岸に黒大理石で出来た自身の霊廟を作ろうとしました。結果的にその霊廟の建設は行われませんでしたが、それほどまでにお妃を愛していた、ということでしょう。

自身の霊廟の建設の夢は叶うことなく、アグラ城から白く輝くタージマハルを眺めつづけ愛妃を思いながら、皇帝シャー・ジャハーンはその生涯を終えてしまうことになります。

「世界一美しい霊廟といわれるインドの世界遺産「タージマハル」に行って、その美しさの秘密に迫ってみた。」のページです。デイリーニュースオンラインは、タージマハルアグラインドカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る