後編:紅白に出場しないスカしたアーティストたち

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後編:紅白に出場しないスカしたアーティストたち

>>>前編より

大御所だけでなく中堅も出場拒否

 吉田拓郎は1994年に1回のみ出演しているが、その後は出演していない。紅白に出ない理由もなかなかご立派である。彼は「俺の歌は1曲じゃ理解できない。30分は歌わせろ」と主張しているのだとか。大晦日に30分も聴かされる側の身になってほしいものだ。
 男前な理由を公言しているのが松山千春。彼は「俺がトリなら出る」と言っているそう。彼は2007年に暴力団との黒い関係が報道されたこともあり、トリを務められる立場でないのは明らか。おそらく本人もわかっているだろうから、確定的な発言かもしれない。でも吉田拓郎のようにまわりくどい言い訳をしないのは、逆に好感度が上がる。

 大御所だけでなく、中堅ミュージシャンでも紅白に出ない者がいる。
 有名なのはMr.children。2008年に初出場するも、音楽に勝ち負けをつける番組のスタンスが気に喰わないそうだ。だが、考えてみてほしい。紅白歌合戦の勝敗を本気で気にしている人はいない。あくまで演出の一環である。そもそも、ミスチルの音楽性に勝敗を超えた力があるのかも微妙であるが…。どちらにしてもナルシスト的に熱唱する桜井和寿の姿に視聴者は引いてしまうかもしれない。
 意外なところではCHAGE and ASKAも、同じく紅白には出場しないアーティスト。2人が以前所属していたヤマハの「大晦日は仕事をしない」という方針をずっと守っているそうだ。今となっては土下座をしてでも出場したいところだろう。
 このように紅白歌合戦に出場しない理由はさまざま。それでもここ数年の視聴率が回復しているということは、視聴者もNHKも彼らの出場を望んでいないということかも。

(文・角刈りハーブティー)

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