実現しなかった『ファイナルファンタジー』のアメコミがあるらしい (1/3ページ)
映画でもアニメでも漫画でも、プロジェクトが計画されたは良いけれど、日の目を見ることなくボツになるということは決して珍しいことではありません。そして、中には「これは実現しなくて残念だ」と思わせてくれるようなボツ作品もあるのです。
そう、『ファイナルファンタジー4』のアメコミのように。今日紹介するのは、Toyboxが取り上げた、幻となった『FF4』(アメリカ初リリース時『FF2』)の公式アメコミです。
カート・ビュシークとデル・バラス、そしてマイク・ミニョーラの3人によって描かれる予定だった『ファイナルファンタジー4』のアメコミは1992年後期にリリースされる計画でした。
この計画にアサインされたビュシークは、『ファイナルファンタジー』の世界を舞台にしたオリジナルのストーリーのアウトラインを書いたところ、依頼主のスクエアソフトは非常に気に入ったそうです。
しかし、新しいバージョンの『FF』ゲームを作ろうとしていたこともあり、ビュシークは「『FF4(北米版FF2)』のストーリーになるように書きなおして欲しい」と言われたのだとか。
corporate-selloutに、当時のことを回想したビュシークのコメントが次のように掲載されています。
「つまり、最初から書きなおしだというわけだ。『FF』のキャラクターは戦士たちでアドベンチャーものなのに、『FF4』はお姫様やリーダーなんだから。全く違った内容にしないといけなかった。」
「『FF2』を基に、ベル・バラスが日本のデザインをアメリカのスタイルに変更させたりしたよ。」
4話構成で、ビュシークは全ての脚本を仕上げ、著名なコミックアーティストのデル・バラスが絵を描き、マイク・ミニョーラが表紙を付けました。しかし残念なことに、出版を計画していたディズニーのハリウッドコミックが1933年に破産してしまったために、シリーズの計画は白紙に戻ってしまったのでした。