英会話が上達する「心構え」から「アプリの使い方」まで【海外在住の日本人が専門家に訊く!】
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年初めに掲げた抱負、みなさんは実行していますか?
なかには、「英会話が上手になる」なんて目標を掲げた方も多いのでは?
事実、学びの分野では、常に「英会話/英語」が上位にランクイン。
国内の英会話スクールに11年間の勤務経験後、現在は英語留学とリゾートステイをコラボさせたユニークなプログラムを提供する「グローバル・イングリッシュ・リトリート」の代表を務める、イギリス出身のマイケル・ストックさんに、英語やその他の言語にフォーカスした効果的な学習方法を尋ねてみました。
「海外旅行で困らない程度の英語力を身につけたい」
「外国人の友達(彼)がほしい」
と考えている方はもちろん、ほかの言語を取得しようと思っている方にとっても、有益な情報ばかりですよ!
英語上手の第一歩は、「完璧」を求め過ぎないこと
外国人と比べ、少々シャイで、完璧を求める傾向にあるわたしたち日本人。
マイケルさんは、こうした日本人特有の性質が、英語上達の妨げになるのだと話します。
また時間的な制約や勉強に費やすお金、やる気も語学取得を左右する大きな要因に。
どんな言語取得にも通じる4つの法則
その1、個人的な勉強や、レッスンの受講をすること
その2、勉強を楽しむこと
その3、外国語を話す環境を作ること
その4、現実的な目標をもつこと
この4つを守れば、語学の上達は夢ではなくなります!
とにかく勉強を始めてみること、覚えたフレーズを使ってみること、こうした地道な努力が実を結ぶのだといいます。
英語を使う環境を自ら作り出そう
楽しくないと、学習を続けるのは難しいものです。
そこでマイケルさんが提案するのは、以下の4つです。
・英会話スクールへ通うなら、教えてもらっていて楽しいと感じる講師を選ぶこと
・興味がもてるアプリやポッドキャストを活用すること
・外国人が多そうな場所へ出かけて実践の機会を増やすこと
・外国人の友達を作ること
実践の機会を作るのはなかなか難しい面もありますが、外国人が多く集まるイベントや教会などをインターネットで探してみるのはいかがでしょう?
例えば恵比寿にある東京バプテスト教会は、世界各国の人たちが集まる教会で、無料イベントや英語の聖書勉強会なども随時行っています。
「海外留学」や「外国人の友達を作ること」といった、実践的な方法がやはり一番効果的なようですが、これらが難しい場合は外国語の映画やDVDを観たり、音楽を聴いたりするのも効果的。
英語の環境を自ら作り出すのが、英語上達への近道です。
英会話学校に通うと決めたら・・・!
英会話スクールの選び方も気になるところです。
「学習に割くことのできる時間とお金」を考えた上で、自分の学習スタイルに合いそうな学校を選ぶことが大切。
いくつか見学したのち、
「(ビジネス用・日常会話用など)必要としている種類の英語が学べるか」
「レッスン方法にムダはないか」
「予習や復習にかける時間はどのぐらいになりそうか」
「レッスン以外のアクティビティは充実しているか」
といった、ポイントを検討してみるとよいそうです。
語学関連のアプリはたくさんあるので、ぜひ活用してみましょう。
個人的にはクイズ感覚で語学学習ができる「duolingo」というアプリがおすすめです。
学習をサボるとスマートフォンに通知が来るため、「今日も少しの間、頑張ろうかな」と、モチベーションを上げてくれるところが気に入っています。
発音の練習なら「English File Pronunciation」というアプリもグッド!
小さな目標でも、達成できればやる気や自信につながります。
何か新しいことにチャレンジして、毎日の楽しみを増やせたら素敵ですね。