「嫌なら見るな」安藤美姫が銀盤の女王から炎上の女王へ
ここ最近、バラエティ番組の露出が増え、本格的にタレント活動行っている安藤美姫(27)。ただ、彼女はフィギュアの才能はあるが、タレントとしては致命的なのかもしれない。
1月20日発売の「FLASH」(光文社)では、安藤のあきれた芸能活動ぶりを紹介している。
まず、彼女は非常に“自己チュー”で、バラエティ番組ではコメントを求められているのに、自分のエピソードをしゃべりだす。コメントをしても、その語彙力のなさから、グダグダの発言に。ときには、KY発言でまわりを凍りつかせる。
自分のフィールドであるはずのスポーツ分野でも評判はよくない。キャスターとしてメディアが集まる重要な情報交換の場、記者控え室に行けば、はしゃぎ回るだけ。記者会見ではメモだけをとって質問をしない。キャスターとしてのコメントも、ド素人丸出しの発言と酷評されている。
新・嫌われる女、安藤美姫
こうしたタレント活動以外も相まって、安藤は世間のひんしゅくを買う、“旬な嫌われる女性”に成長している。まず、「引退後は後進の育成に力を入れる」と話した矢先の、精力的なタレント活動。エピソードトークでは、娘の話をしていると思ったら、結局自分の話題だったという“自己愛”あふれる会話ばかりする。
また、父親候補とされていた、元フィギュア選手・南里康晴(29)を捨てて、スペイン人フィギュアスケート選手ハビエル・フェルナンデス(23)と突然の結婚宣言。さらに、ハビエルには婚約者もいたことから、略奪愛とも言われている。これにはネットが大炎上をしたが、当の安藤は気にしていない様子。
その証拠に、娘に関して「誘拐が心配」との理由で顔写真はNGとしていたが、安藤・新恋人ハビエル・娘のスリーショットをSNSで公開。ネット上では物議をかもし、またしても炎上。安藤のもとには否定的なコメントが多く寄せられた。
安藤はそれに対して反論のコメントを掲載。その中には、
「私のことが心から嫌いなのであれば見なければいい」
というコメントが。さらに、このメッセージは日英2カ国語で掲載されていたが、英語版の内容には、
「でも面白いのは、あなた方が私に対して卑しいことをするのは、私のことを気にしていて、憎むことができないからだ、ということ」
と火に油を注ぎ、謎の持論まで展開している。どうあっても自分は好かれている、と言いたいのだろう。
“嫌なら見るな”の余波
ところで、安藤が発信した“嫌なら見るな”と言えば、ナインティナインの岡村隆史(44)がラジオで発言して以降、フジテレビ凋落の代名詞となったような言葉だ。“嫌なら見るな”といわれると、視聴者は本当に見なくなるという事実を証明した名言でもあった。
それでは安藤の“嫌なら見るな”はどうだろうか。テレビ関係者は語る。
「安藤のKYな言動は放送NGになる危険性もあるので、使いにくいところもありましたが、先が読めないキャラクターはバラエティではあり、というのが今までの安藤に対する評価でした。しかし、今回の“嫌なら見るな”発言は問題です」
これが今後の安藤にどう影響するのか?
「テレビ局としては、あまり聞きたくない言葉です。炎上して話題になっている程度ならよかったのですが、視聴者を敵に回す発言は、タレントとしてはどうかと思います。安藤がこのスタンスを崩さないならば、今後はバラエティへのキャスティングは難しいですね」(前出・関係者)
未婚の母になり、新恋人ができ、公開しないといっていた娘の写真を公開と話題性抜群の安藤。ネットでの炎上も、ただの話題作り程度に思っているかもしれないが、今回の発言はタレント生命を自らつぶすことになりかねない。
(取材・文/タナカアツシ)