セガサミー会長宅銃撃事件から見る裏社会最新事情「あれは警告という意味」 (1/2ページ)
大手パチンコ機器メーカー「セガサミーホールディングス」の会長兼社長宅(東京都板橋区)で14日、発砲音がし、薬きょうなどが見つかった事件で、8日未明にも警備員が発砲音のような音を聞いていたことが捜査関係者への取材で分かった。この時は銃弾などは確認できなかったが、警視庁組織犯罪対策4課は14日の事件との関連を調べている。この事件は何を意味しているのか。裏社会に今、何が起こっているのか。関東系の某組織二次団体最高幹部に話を聞くことができた。
ーーパチンコ業界の大物宅に拳銃を撃ち込まれた。これは裏社会が絡んでいるのだろうか。
「国内のパチンコ関係者は当然ながら、裏社会との付き合いが少なくない。メーカーというよりは景品まわりは特に黒い。都内の景品買いは全て警視庁のOBが絡んでるが、地方ではまだまだヤクザが景品買いを請け負っているところが沢山ある。そこでいろいろなトラブルが発生するんだよ。例えばパチンコ屋が新規出店すると古いパチンコ屋は当然淘汰される。そうなると景品買いなどの利権も無くなるしな。セガサミーの場合は、メーカーだからそういったトラブルとは無関係なはず。カジノ利権で深いところに突っ込んでいたという話も聞くけど、あくまでそれは噂レベルだよな」
ーー銃弾を撃ち込む、という行為は示す意味は?
「こういったケースはほとんどが何かの"警告"だよ。銃弾で標的や家族を傷付けようというつもりはない。ただし、これは直接的な関係ではなく、間接的な関係でということもある。多いのは『この案件から手を引け』という意味。『これ以上、手を出すな』とかな」
ーー8日、14日と立て続けに事件は起きている。
「銃弾を撃ち込むというのは事態が大詰めを迎えているんだろう。当事者同士で何かの最終局面にあるんじゃないか。2回も起きているが、おそらく犯人の検挙は難しいだろう。こういった撃ち込みの実行犯はなかなか捕まらないことが多い。組織的な動きだろうけど、そのへんはなかなか捕まらない。この事件に関してはもういいだろ。俺は何も知らないよ」
ーーわかりました。では、2015年の裏社会の展望をお聞かせください。
「どこの組織も内紛ばかりだからな、名前出さなくても知ってるだろうけど。