「貯めても貯めても不安病」から卒業するための克服ポイント3つ
お金を貯めても貯めても不安で……。そんな悩みを持つ方も多いのでは?
そんな方の共通点を認識し、今年こそ“貯めても貯めても不安病”から卒業しましょう!
今回は、家計決算で右肩上がりの人生をご一緒に!お金の悩み解決マネーバランスドクターの筆者があなたにエールを送ります。
■不安ポイント1:いつ使うのかわからない
不安だからとにかく貯めたお金……いつ使いますか?
来月? 来年? 10年後? 使う時期によって、お金の保管場所が違ってきます。
お金の管理はお肉の管理と一緒。
例えば、特売で買った5kgのお肉は……。
今日食べるお肉はまな板の上、明日食べるものは冷蔵庫、来月食べるものは冷凍庫というように、保管場所を変えるはずです。
なぜでしょうか? それは、お肉を腐らせないため。お金もお肉と同じで、保管場所を間違えると腐るのです。
“お金が腐る=以前と同じ金額で同じものが買えなくなる状態”、つまり、物価上昇に対応できていないのです。
いつ使うかわからないからひたすら貯めるのではなく、“いつ使うお金か”をしっかり把握することで、お金の保管場所(現金、預貯金、債券、株式、不動産、現物)を選ぶことができ、
結果的にお金がお金を稼ぐしくみづくりが可能になります。
■不安ポイント2:いくら必要なのかわからない
不安だからとにかく貯めたお金……いくら使いますか?
例えば、教育費は18歳大学入学時に500万必要と思っていても、“小学校から私立へ”“好きなスポーツをやらせたい”となればもっと早くから大学資金以外の教育費がかかる場合も。
老後資金も同様に「とにかくつつましく」と思う老後と「旅行などしてゆとりある老後にしたい」と思う老後では必要な額も違います。
まずは、家族の想いに具体的金額をつけ、その金額を可視化できるキャッシュフロー表を作ってみましょう。
例えば、教育費であれば“行かせたい学校の学費×年数、スポーツ教室の月謝や用品代×やらせたい年数”、老後のお金であれば
“老後の生活費+年間レジャー×平均余命+α”といった感じです。これを作ることで、何年後にいくら必要という具体的金額が見えれば、“やみくもに貯める”よりも、金銭的、心理的にも余裕が生まれるのではないでしょうか?
■不安ポイント3:実際にいくら使ったのか?いくら貯まったのか確認していない
不安だからとにかく貯めたお金……いくら使いましたか?
家計簿は“つけておしまい”という方が多く、がんばってつけた家計簿が生かされていません。
家計簿は今年の赤字黒字を知るだけではなく、昨年と比べる、予算と比べる、など
さまざな比較ができるアイテムです。
そして一番重要なのは“トータルで結果がよかったのか? 悪かったのか?”を確認すること。
一生懸命節約して家計簿上は黒字でも、資産が殖えていなければ、意味がありません。
家計簿の年間収支だけでなく、口座の残高も合わせてチェックしてみましょう。
いかがでしたか? “貯めても貯めても不安病”は、使いたい時期と金額を具体的に決め、毎年決算して確認することで卒業できるかもしませんね。
(小西昭子)
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