イスラム国「日本人殺害脅迫事件」壮絶舞台裏 (4/5ページ)

日刊大衆


「十字軍は、イスラム教国から聖地エルサレムを奪還するために組織されたキリスト教徒の軍事組織。イスラム教徒にとっては"不倶戴天の敵"とほぼ同義です。日本政府は、声明を重く見ています」(全国紙記者)

日本国内でテロを起こす場合、最もターゲットになりやすいのが原子力発電所である。
「国内17か所に54基設置されている原発を狙われたら、ひとたまりもないのが実情」(警察関係者)

2011年に起こった東日本大震災でメルトダウンした福島第一原発。この原発事故は、テログループにとって大きなヒントになったという。
「敷地内に潜入し、建屋にプラスチック爆弾を設置できれば核汚染テロが可能。その被害は甚大で、その国の経済、輸送、政権まで吹っ飛ばす威力があることを知ったはず」(前同)

肝心の日本の原発の警備は、決して万全とは言えない。
「他国では武装した軍人や警察関係者が警備を行っていることがほとんど。地対空ミサイルを設置している国もありますが、日本は民間の警備会社に委託しています」(前出・記者)

現状の警備態勢では、敷地への侵入は容易にできるということだ。
「イスラム国はネットを通じて、世界中から兵士をリクルートしている。日本も例外ではなく、昨年10月には、北大生がイスラム国の拠点であるシリア北部に渡航を計画しています。これが意味することは、実行犯はひと目でそれとわかる中東の人間ではなく、同じ日本人かもしれないということです」(公安筋)

となると、もはやテロは避けられないのか?
「それほど心配することはないですよ。日本では爆弾の材料となる火薬の入手が困難ですし、テロの標的は対立関係にある欧米が優先。イスラム国が日本を標的としたテロを起こすことは考えにくいですね」(軍事ライター・古是三春氏)

とはいえ、警戒するにこしたことはないだろう。
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