【アニメキャラの魅力】主夫で優しく気が弱い穏やかな16歳!高倉家次男「高倉晶馬」の魅力とは?『輪るピングドラム』 (2/2ページ)
まず、二人と比べてスタートが違うので、行方不明なのも「捨てられた」「裏切られた」と感じるでしょう。晶馬にとっては、冠葉や陽毬の実の両親への気持ちと同じ思いを両親に対して感じているのかもしれません。さらに、晶馬の思い出の中にいる両親の姿は「テロリスト」として活動している姿ばかりです。
最終回、幼い冠葉と晶馬は檻に閉じ込められています。これは「愛されていない子ども」の象徴だとも言われています。冠葉・陽毬にとっては十分でも、晶馬にとっては両親からの愛情足りなかったのか、もしくは「養子に優しく接する自分たち」に酔っていて、晶馬がおろそかになっていたのか・・・真相はわかりません。
檻の中で、生きるためのリンゴ(愛・命)を最初に手に入れたのは冠葉です。そして半分を晶馬に渡します。かつて、こどもブロイラーという子捨て施設に捨てられた陽毬と、リンゴを分け合った晶馬。「運命の果実(りんご)を分け合った人」が運命の人ならば、陽毬の運命の人は晶馬で、晶馬の運命の人は冠葉ということになります。両親の行動に疑問を持ちながらも従い、行方不明になってからは憎むだけだった晶馬。行動力を伴う冠葉がいなければ、生活もままならなかったのではないでしょうか?
大切なものを守るために紅蓮の炎に焼かれるという裏ワザができる桃果と妹の苹果。陽毬の命を救うために炎に焼かれる苹果と自分の運命を入れ替え、晶馬が苹果に愛を告げるシーンは涙なしでは見ることが出来ませんでした。優しいだけではない晶馬の気持ちが胸にささる名シーン、ぜひご自分の目でお確かめ下さい。
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★記者:藤原ユウ(キャラペディア公式ライター)
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