事務所が9割のところも!? 芸能人のギャラ配分とお金の事情 (3/4ページ)

新刊JP


読者の中に京王線沿線に住んでいる人がいらっしゃって、「自分の住んでいる場所の最寄りの駅がまだ出てこない」というコメントもいただきました。

――山田さんは鉄道もお好きなんですよね。

山田:そうなんです。その好きな鉄道の中でも、特に思い入れのある路線を使っています。例えば竜ヶ水駅と隼人駅は日豊本線にある駅なのですが、両親の実家に近いのです。また、日豊本線は錦江湾沿いを走る路線で、とても景色が美しいんです。桜島がドン!と見えて。

――3曲目の「職業・新人作家」では、松本や新島々など長野県の駅名が出てきますね。

山田:あの辺もいいですよね。「アルピコ交通上高地線」という路線が走っているのですが、この路線も個人的にお気に入りなんです。

――その駅のイメージがキャラクターを作っているわけですね。

山田:「姓名診断」があるくらいですから、名前はその人の人格をつくり上げる重要なものだと思うんですね。適当な名前からは適当なキャラクターしか生まれないと僕は考えています。

――小説を書いているときに、キャラクターは勝手に動き出す感覚ですか? それとも山田さんの中で計算してキャラクターを動かしているのですか?

山田:勝手に動き出してしまうタイプですね。彼女ならどうするだろう、彼ならどうするだろうと考えます。『あいるさん、これは経費ですか?』シリーズもキャラクター文芸と位置づけられるのですが、キャラクター文芸の特徴は「キャラが立っている」、つまりキャラクターが物語をつくっているということ思うんです。だから、この物語の結末もこのキャラクターだからこそという部分はあります。

――ご自身を投影したキャラクターを小説の中に登場させることはありますか?

山田:これはですね…、私小説は別として、著者自身が投影したキャラクターが出てくる小説って、僕は大嫌いなんです。どうしてもその著者さんのイメージに引っ張られてしまって、キャラクターに没入できない。
例えば芸能人の方がアニメに声優として出演されることがありますが、これも凄く苦手です。どうしてもその芸能人の方のイメージが大きくなってしまうんですよね。
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