事務所が9割のところも!? 芸能人のギャラ配分とお金の事情 (1/4ページ)
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
第66回の今回は、公認会計士でありながら作家としてベストセラーを連発、ビジネス書から小説まで幅広い作品を執筆し支持を集めている山田真哉さんです。
山田さんは現在、日本最大級の芸能界専門会計事務所である一般財団法人芸能文化会計財団で理事長をつとめています。芸能人や作家たちの「お金」事情はどうなっているのか…?誰もが気になるところを小説にしたのが、新作『あいるさん、これは経費ですか?』(KADOKAWA/刊)です。
超人気アイドルグループの元センターがひた隠しにする真実とは? タレントと事務所がお金でもめるのはどういうとき? 芸能人の裏側をえぐる衝撃の作品についてお話をうかがいました。前編では、書籍の話を中心に芸能界のお金のお話についてうかがった。
(新刊JP編集部/金井元貴)
■事務所が9割のところも…芸能人のギャラ配分とお金の事情
――『あいるさん、これは経費ですか?』は山田さんにとって4年ぶりとなる小説の新刊になります。今回、小説をお書きになったのはどうしてですか?
山田:このシリーズの舞台は芸能界なのですが、これはノンフィクションよりもフィクションの方が書きやすいということがまずあります。実話として語ると、当たり前ですが各所に迷惑がかかってしまいますが、フィクションにすると伝えられることが広くなります。
また、税金についても同じで、法解釈の問題もあるので、フィクションの方が書きやすいんですね。実務上はケース・バイ・ケースなので。
――山田さんは現在、芸能文化会計財団の理事長として芸能人や作家、役者といった方々向けの会計事務所を運営されています。このシリーズは現在の山田さんの活動をモチーフにされていらっしゃるのですか?
山田:そうですね。