【西成マザーテレサ事件の謎4】矢島祥子さんは何を知ってしまったのか (2/3ページ)

東京ブレイキングニュース

だが、そのマスコミはどこの社か現時点では名乗り出てはいない。本当のマスコミであればそれをはっきり名乗り出ないと、私たちはそれをマスコミの一員と認める事は出来ない。これが実は真実ではなく、彼らの背後に控える人間に対するプラフだったとも考える事は出来なくはない。それだけでも相当に恐れるからだ。彼女は色々知り得る立場にあった。

 では、事件は全く進展していないのか? 当初自殺と断定されたが、その後遺族の抗議により、自殺他殺の両面の可能性があり捜査中としか答えが返っていない。だが、一つの光明が以下の事件によって見えてきた気もする。

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生活保護受給者の治療をしたと偽り、診療報酬13万円をだまし取ったとして、大阪府警は9日、大阪市西成区で診療所を経営していた医師の小松明寿容疑者(60)(兵庫県篠山市)を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、容疑を認めているという。

小松容疑者は経営していた診療所で受診歴がある受給者218人の名前を使い、数年前から架空の診療報酬請求を繰り返すなどしていたとみられ、府警は、小松容疑者が約3400万円を不正に受け取ったとみて調べる。

受給者の医療費は全額公費で賄われ、自己負担がない受給者は、身に覚えがない医療費の通知が来ても気にとめないケースが多い。府警は、小松容疑者がこうした実態に目を付け、受給者の個人情報を悪用したとみている。

捜査関係者によると、小松容疑者は2011年4~5月、同区の診療所で受給者の男性を治療したとする虚偽の診療報酬明細書(レセプト)を社会保険診療報酬支払基金(本部・東京)に複数回提出し、同年5~6月、計13万円を詐取した疑い。

大阪市の調査で多額の不正請求の疑いがあることが発覚し、診療所は12年に閉院。小松容疑者が理事長を務めていた運営主体の医療法人も13年に破産し、同市が府警に相談していた。(2014年7月9日 読売新聞)

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 これは本当に、氷山の一角であろう。実は、筆者はこの医師とあるルートを通じ面会の予定を入れていた矢先であった。突然の逮捕であった。このあるルートというのが、西成のマザーテレサ事件の本質に繋がるが、この人間の安全を考えるとその存在を今は詳細を明らかには出来ない。

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