【西成マザーテレサ事件の謎4】矢島祥子さんは何を知ってしまったのか (3/3ページ)

東京ブレイキングニュース

情報源の秘匿はマスコミの大原則だ。

 では、今までの取材から、この事件の全体像を書こう。これは、あくまでも筆者の主観と協力者などの証言を加えた全体像である事を承知してもらいたい。

 矢島祥子さんはある不正を発見した。その資料を、深夜遅く人目の付かない時間帯に色々調べコピーなどをした。そしてその資料を預かったり、協力したのが献身的な協力者であった焼死した佐藤豊さんなのだ。その不正を告発しようとし、その考えを知った診療所の所長は色々相談をした。彼も矢島祥子さんが、まさか死に至る事は想像もしていなかったに違いない。

 相談された人間は、組織全体の危機と感じ矢島祥子さんの警告のメッセージを送る。しかし、正義感の強い彼女はそのメッセージを無視した。そして無念の最期を遂げた――。

 それらの証拠は全て始末された。謎の不審火で焼死した佐藤さんもその一つだ。この人間は西成の住人であるからこれらの恐ろしさを知っている。そして他にこの事実を知っている人間に対しての警告のメッセージとして、不審火で焼死した。

 死後、彼女の意思を受け継ぎそれを表に出す人間を恐れての事である。事件の全体像を、捜査当局は当然の事、知らない訳はないと思うのだが。しかし、それらを明らかにするとこの地域全体の治安が悪化する恐れがある。だから西成署は、当初自殺と断定、その後遺族の抗議により前言を翻す事になる。

 この事件の真犯人などは当然の事わからないし、知るよしもない。だが、彼女は街全体から殺されたのだ。この記事を読んで、凄く飛躍している様感じられた方、「お 前はおかしいのか?」と、思われるかも知れないがそれも当然だ。

 筆者もこの街を知らなければ、そう思うであろう。だが、この街を知れば知るほどこの言葉が当てはまってしまうのだ。今まで筆者は日本で一番闇が深い地域は京都だと思っていた。宗教、反社会的勢力、政治、人権派団体、在日など入り乱れているからだ。しかし、この西成・あいりん地区を知って、その考えは吹き飛んだのだ。

Written Photo by 西郷正興

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