ソラシド・本坊が明かす、売れていく同期への羨望と焦燥 (3/4ページ)
――「ソラシド・本坊」として、目標や野望というのはありますか?
本坊:やっぱりテレビですよね。一緒にbaseよしもとでやっていたメンバーたちと一緒に番組がしたい。
――同期の麒麟やアジアン、インディーズ仲間の笑い飯、千鳥、ヘッドライトといったメンバーと。
本坊:大阪時代に一緒にやっていた人たちと。それができたら一番幸せです。
――本坊さんの芸人仲間皆さん、この本についてツイッターでもすごく告知していましたし、本坊さんが愛されていることを感じました。
本坊:「ちょっとでも本坊のためになったら」というのをめっちゃ感じます。本当にありがたいです。
■「プロレタリア芸人」でもし莫大な印税を手にしたら?
――本書の一番の読みどころはやはりオチの部分だと思います。この部分は完全な創作になりますが、まさか本坊さんが…という感じで印象深い終わり方でした。
本坊:大阪時代があって、東京にやってきて、アルバイトをはじめて、一時期注目をされて…という話の流れがずっとあって、そのまま皆に感謝の気持ちを持って芸人の仕事を続けるという終わり方は面白くないと思ったんです。
――芸人の書いた「自伝的小説」としてその終わり方はありえない、と。
本坊:最後の部分は未来の話になるので、そこで「芸人として成功しました!」というのは面白くない。個人的には「フフン」と笑えるかもしれませんけどね。
それにちょうど僕らはレギュラーで出る舞台がなくて、本当にやばい状態なんです。そのやばい状態を突き詰めて考えていったときに、こういう風な未来が待ち受けているかもしれないというイメージを書きました。
――この部分、書いていてキツくなかったですか?
本坊:僕のファンが何人いるか分からないですけれど、応援してくれている人には申し訳ない終わり方だという気持ちもあります。
――では最後に、この本が100万部売れて、莫大な印税が入ったら何に使いたいですか?
本坊:まずアルバイトは辞めます。そして免許をとって、車を買おうと思います。免許を持っていないんですよ。