東電OL事件18年目の真実……なぜ彼女は円山町に立ち続けていたのか? (2/3ページ)

日刊大衆



――本書ではラブホテルの経営者にも取材していますが、今は経営も厳しいみたいですね。

「昔は休憩時間は2時間がほとんどだったのに、今は3時間、4時間が多い、料金もだいぶ下がっているし、いろいろ努力しているようですね。客もデリヘルでの利用が、かなり多くなっています」

円山町はラブホテル街であるが、デリヘルの隆盛によって風俗街という側面も持ち始めた。そしてその一角で1997年、東電OL事件が起こる。

――事件の概要は省略しますが、なぜ彼女は円山町で立ちんぼをやっていたんでしょうか?

「それはまず、彼女の性格によるところが大きいと思うんですよ。経済論文で賞をとるほどの、理知的な性格が」

なぜ円山町だったのか? その真実が次のページで明らかに
「彼女は京王井の頭線沿線に住んでいたんです。それで神泉駅が近くてすぐに帰れる円山町で、立ちんぼをしていたのではないかと」

――そんな理由なんですか?

「彼女は非常に合理的な思考の持ち主です。働く場所は通勤定期券が使えるほうがいいと考えるのは、ごく自然なことだったんでしょう」

――体を売るのも他の風俗ではなく、立ちんぼを選んだのは、すぐお金になるからという合理的な考えなのでしょうか?

「東電のエリートでプライドもあっただろう彼女が、立ちんぼという風俗でも最底辺の仕事を選んだというのが、よくわからない謎でした。1つの仮説としてですが、仕事では認められていても、女性として認められない。ホテトルに在籍していたこともある彼女は、客がつかないときもあった。それはみずからの女性としての価値を認められないことになる。だから客がつく場を探していた結果、立ちんぼということになったのでは。女性というのは男が考えている以上に、自分の体を売るということに抵抗がないんです。体が汚れる、心が荒む、そう考えるのは男の偏見で、意外と女性たちは体を売ることに抵抗がないんです。例えば援交はよくない、という意見もありますが、じゃあお金持ちの社長と結婚したがるのはいいのかと。
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