引退試合の対戦相手が語るアントニオ猪木「イノキさんと戦うということが最高の栄誉だった」 (2/4ページ)

日刊大衆



──ちなみに、小さい頃は誰のファンだったんですか?

フライ 当時のスーパースターたちさ。テリー・ファンク、ブルーノ・サンマルチノ、スーパースター・ビリー・グラハム、リック・フレアーたちのことは好きだったし、憧れだったね。
──少年時代、日本のプロレスラー、アントニオ猪木の存在は知ってましたか?

フライ たしか6~7歳の頃だと思うけど、当時住んでいたバージニアにアントニオ猪木がプロレスの試合に来たことがあるんだよ。

──へえ~、そうだったんですか。

フライ 当時はまだ日本人を見るのも珍しい時代だからね。それもあってよく憶えていたんだ。

──では、1976年にアントニオ猪木vsモハメド・アリの異種格闘技戦が行われましたが、当時、その試合のことは知っていましたか?

フライ もちろん知っていたし、試合もちゃんと観ているよ。

──どんな感想を持ちましたか?

フライ グレートマッチ! 当時としては最高の試合だったの一言さ。とにかく緊張感があったし、アリとイノキさんというスーパースターが向かい合っているだけで魅了されるものがあった。異なる競技のファイター同士ということもあり、なかなかお互い踏み込むことはできなかったが、少なくとも1ラウンドはグラウンドゲームもあり、ボクシングとプロレスラーによる、まさにミックスド・マーシャル・アーツだったね。

──その猪木さんと、将来、闘うことになるとは、当時は思いもしなかったでしょうね。

フライ いまでも信じられないよ(笑)。イノキさんと出会って、そして東京ドームで対戦できたことは、とてもグレートな経験だ。

──フライ選手はUFCでプロ格闘家になる前、消防士をされていましたけど、当時はプロレスラーになる気はなかったんですか?

フライ いや、プロレスラーは子供の頃からの憧れだったからね、もちろんなりたいと思ったさ。
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