気づいてた?仲がイイでは済まされない「友達親子」の影とは (2/3ページ)
“太るから”と甘いものを制限されている幼児はどうでしょう。食べたいものを好きなように食べることができなくて窮屈ではないでしょうか。
子どもがしたいことではなく、ママがしたいようにさせる。子どもの自主性を無視し自分の価値基準を押し付ける。でも、それが極端な場合、ダメージを与えることも。
小さいうちは従っていても、溜まりにたまったストレスのツケが思春期以降やってきます。母が最も好まない服を着たり、不登校になったりして困らせることもあります。
子どもはママのペットではありません。コピーでもありません。違う人格を持った立派な人間と思うことが大切です。
■「共依存親子」にならないために
思春期を迎え反抗してくれる場合はまだいいです。
むしろ、「反発してママを悲しませてはいけない」と娘が思っている場合のほうが問題は深刻化します。自分が美容の専門学校に通いたいと思っても、それが親の期待に沿わない場合、諦めます。大好きなママから見捨てられてしまう恐怖がそれを上回っているからです。
「親の言いなりになりたくないが、従わざるを得ない」と自分の心に嘘をつく。そして精神のバランスを崩していきます。親に向けて抵抗するのではなく、自分の心を傷つけることで抵抗します。
“親離れ出来ない娘”と娘を支配し続ける“子離れできない親”。お互いに依存する友達母娘に陥ってしまうおそれがあります。
いかがでしたか。
子どもが自分の知らない世界で友達を作り、巣立っていくのは寂しいものです。でも、それも子育ての過程。いつまでも“着せ替え人形”だったら困ります。「もう、私が居なくても生きていける」と思えること。これこそ親として本当の自立です。