崖っぷち安倍晋三首相の切り札は「橋下徹と電撃合体」 (2/4ページ)
「悲願の憲法改正も、連携を組む公明党が二の足を踏んでて、ニッチもサッチもいきません」(前出・デスク)
まさに崖っぷち。しかし、静かに「死」を受け入れる御仁ではない。"起死回生の一手"として、橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)との電撃合体を計画。水面下で進行中というのだ。
在阪の政治記者が言う。
「先の1月14日、関西テレビのニュース番組に出演した安倍首相は、橋下氏が政治家人生最大の目標とする"大阪都構想"に力強いエールを送っています」
公共の電波を利用してのメッセージで、いわく、「二重行政をなくし、住民自治を拡大していく意義はある」と、5月に住民投票を控える"橋下都構想"を高く評価したのである。在阪の記者が続ける。
「自民党大阪府連が都構想に反対する中、このようなトップの発言は、翻意を強制する力を生むもの。事実上の"全面バックアップ"を宣言したわけです」
日本の最高権力者の援軍だ。これに橋下市長は、
「一国の総理が"意義ある"と断言してくれた。非常に重い言葉だ」
「ありがたい。ボクは嬉しくてしょうがない」
と小躍り。続けて、首相が目指す憲法改正について、
「絶対に必要。何かできることがあれば何でもする」
と、橋下市長もまた全面協力の姿勢で応えたのだ。
ベテラン政治記者が言う。
「自公与党は、現在326議席。衆院の3分の2を超え、表面上は、安倍首相悲願の憲法改正の条件は整っています。ただ、首相がここで一気に突っ走れないのは、いざという時、平和を党是とし、"憲法96条の先行改正""国防軍の明記"に異を唱える公明党の35議席が、どう転ぶか見えないからです」
それが、橋下市長が実質的に率いる「維新の党」の衆院41議席が友軍となるなら、話は大きく違ってくる。
「公明党が土壇場で態度を翻しても、それを補ってあまりある勢力です」(同)
2人の"電撃合体"は互いにメリットばかり。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「安倍首相が橋下氏の都構想にエールを送り、橋下氏は憲法改正への協力を約束。