札幌に異常事態! 10日間で「1億円」が闇に消えた

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画像はイメージです(Tax Creditsさん撮影、Flickrより)
画像はイメージです(Tax Creditsさん撮影、Flickrより)

[どさんこワイド - 札幌テレビ]2015年3月10日放送の道内ニュースでは、深刻化している札幌での『手渡し型オレオレ詐欺』の被害状況などについてが伝えられました。

画像はイメージです(Tax Creditsさん撮影、Flickrより)

3月だけで『オレオレ詐欺』の被害総額はすでに1億円を超えています。

以下は、3月10日現在、STVの調べによる被害者数とその日の総額です。

2(月)2人  400万円

3(火)3人 2700万円

4(水)4人 4200万円

5(木)1人 1400万円

6(金)1人  450万円

9(月)1人  400万円

10(火)1人 1000万円

3月もまだ3分の1が終わった時点で、ほぼ連日被害が報告され、被害総額は1億550万円。非常事態となっています。

このうち4日には札幌の80代の女性が3回にわたって合わせて3000万円をだまし取られました。その受け渡し場所を取材すると、犯罪そのものの根の深さが明らかになったといいます。

犯人グループが最初に指定した手渡し場所は、札幌地下鉄東西線の西28丁目駅。車通りも多い場所での人目をはばかることのない大胆な行動です。

現場となった「西28丁目駅」(Ozizoさん撮影、Wikimedia Commonsより)
現場となった「西28丁目駅」(Ozizoさん撮影、Wikimedia Commonsより)

まだ足りない。犯人グループは女性に対してさらに現金を要求し、今度は札幌中心部の繁華街のビルを受け渡し場所に指定してきました。そこで2回にわたってそれぞれ1000万円を男に手渡したといいます。ビルの周辺は、1回目の地下鉄駅周辺以上に人や車の往来が多い場所です。周囲には防犯カメラもあります。

あまりにも大胆な行動に思えますが、「都会はみなさん無関心で歩いているから横で何かしていてもあまり気にしない」「気づかないでしょうね。私は全く気づかないと思う」といった声も聞が聞かれるよう、人ごみに紛れることでかえって目立たない、いわば都会の盲点をついた巧妙な犯行という見方もできます。また、犯人グループで現金の受け取り役は『使い捨て』、つまり替えはいくらでもいるため逮捕を恐れないのだといった別の見方も捜査関係者はしているようです。

人目を恐れない大胆な詐欺。その裏側には犯行グループがピラミッド型になっているという犯罪の根の深さすら読み取ることができます。

知識と確認が防ぐ詐欺 キーワードは? 相談できる人は?

この一連の『手渡し型オレオレ詐欺』にはいくつかの特徴、共通点があるそうです。

まず、電話でかばんをなくしたと言っている→そのかばんは病院でとられたと言っている→現金を受け取りに来るのは職場の上司を装っている。といった点だそうです。

他にも犯行グループは「会社の金を使い込んだ」など様々な理由をつけてお金をだましとろうとしてきます。

不審な電話がかかってきたら、まずは一旦電話を切って、家族に連絡し、必ず確認することが大切です。また、信頼できる知人などにもすぐに相談するようにしましょうということでした。(ライター:北海道saki)

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