いいMステでした...ッ! 『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル』感想 (2/4ページ)
後輩プリキュアのピンチにさっそうと現れる黒と白の初代コンビ! そんな胸熱展開は、本作にはありません。というよりもバトル濃度が今までのオールスターズ映画に比べて六割くらい減です。
加えてストーリーも明解明瞭。言ってしまえば複雑さや「ハラハラ感」に欠けるなぁと感じてしまいました。敵役もショボいし(オリエンタルラジオはハマリ役でしたが)。全体的なダイナミクスがもう一声欲しかった...。

『プリキュアぴあ』には様々なスタッフのインタビューが掲載されています。
でも納得している部分もあるんです。これだけプリキュアの人数が増えたら、もうまともなストーリーを展開することそのものが不可能なんじゃないかって(ギャルマト監督も言っていました)。ミュージカル的な演出はこの問題に対する解答の一つだと重々承知しているんですが、それでもオールスターズならではのアツさを求めてしまうのが、古きプリヲタの性なんです。
■歌とダンスの運用
カーニバルの名の通り、作中では歌とダンスがクローズアップされています。が、僕としては歌とダンスはタメた方が良いのではないか? と思いました。その一番の理由は...劇場で幼女先輩が踊りにくそうだったんです。というか踊っていませんでした。
これはあくまでも予想ですが、映画の途中に踊るのは子供としてもテンポが悪いんじゃないかなと。途中だとダンスの後も映画は続くし、立ったり座ったりするのも落ち着かないし。ダンス要素をEDだけにしぼると、映画が終わった余韻や本編が終わった(つまりもう動いていい)事に対する解放感も相まって、踊りたくなるんじゃないかな? と感じたわけです。