「男の娘」でもいいじゃない!?ちょっと変わったラブコメ『ひめゴト』 (2/2ページ)

あにぶ

しかも、キャラクターは同性が好きというわけではなく、異性の目を気にするため、どの人物がどの人物を好きなのか、嫌がっているのか、わからなくなります。それが本作の魅力で、通常のラブコメにはない感覚、視線を持つことになり、その「混乱」がストーリーに深みを与えます。とはいっても、シリアスなものではなく、頭をからっぽにして楽しめるタイプの作品です。

■「男の娘」というジャンルの開拓

女装をして見た目は完全に女の子なのに実は男の子、という「男の娘」のジャンルは意外に古いもので、アニメやマンガなどの有名作品にも登場しています。「男の娘」のポイントは、見る人はそのキャラクターを「女性」として認識するところにあります。これは、美少年や「ショタ」などあくまで、「男性」としてキャラクターをとらえて評価が行われるのとは異なります。このアニメも含めて、性的嗜好として男性が好きだから女装をしている、という作品よりも、男性であるが女装が似合っていて、それによって周囲の男性からも女性からも好意を向けられ、そのギャップに戸惑う系の作品が多いようです。「男の娘」のニーズは男性なのか女性なのか、そこも含めて今後注目していきたいジャンルです。なお、現実世界における「男の娘」は、ファッションとしてやっている人、性的なマイノリティの方の場合双方あり、デリケートで深い問題です。そういうことを考えるきっかけにもなれば、アニメの持つ表現の意味も大きくなると思います。

が、このアニメは繰り返しますが、ドタバタのラブコメですので、ゆるーく楽しんでいきましょう。

(あにぶ編集部/リンドウ)

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