就職 、キャリアアップ、昇進…「好きなことで生きている」人の習慣 (2/2ページ)

新刊JP


 ゴールの設定に関して、水泳の北島康介選手も、「プールの壁へのタッチではなく、壁にタッチして“振り返ってタイムを示す掲示板を見たとき”をゴールと考えていた」と言っています。その結果、北京オリンピックでは見事金メダルを獲得していましたね。
 ゴールの設定を見直すことで、勝利が入るのです。

■オリジナリティは“基礎ありき”
 iPhoneがそれまでにない個性的なものだったからこそ多くの人の心を掴んだように、オリジナリティは、あらゆるビジネスで重視されます。自分で会社を経営しているなら言うまでもなく、既存の大企業であっても、自分にしかできない価値を持つことで人の心を掴むことができます。しかし、基礎工事がしっかりしていなければ、すぐに倒壊してしまいます。では、どのように基礎とオリジナリティの関係を作っていくのでしょうか。
 杉山さんは、剣道の「守」(指導者の教えを守る)、「破」(指導者の教えを守りながら、自分なりの方法を作っていく)、「離」(指導者から離れ、自分の道を究めていく)の3つの段階が重要だといいます。基本をしっかり押さえた上での「自己流」こそが、真のパワーを持つのです。自分じゃなければできないことをやる、自分のやりたいことをやる・・・。人の真似をして基礎を学ぶことを経てはじめて、自分らしさを追求することが出来ます。
 「実は自分はまだ先輩から学んでいる状態だ」「自分はそろそろ独り立ちしていい頃だ」・・・自分が今、どの段階にいるかをしっかり考えることで、自らがするべきことが見えてくるのではないでしょうか?
 
 環境が変わる春にこそ、自分の立ち位置を見極めておくことは何よりも重要ですね。本書は、杉山さんの実体験をもとに、幸運を引き寄せるための行動の仕方が紹介されています。キャリアに悩んでいる人も、目標が定まっている人も、一度手にとってみてください。ポジティブな勇気をもらうことができる一冊です。
(新刊JP編集部)
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