朝ドラヒロイン・土屋太鳳の矜持「一人前になるまで恋愛しない」

デイリーニュースオンライン

写真はNHKオンラインより
写真はNHKオンラインより

 いよいよ3月30日からスタートする、NHK連続テレビ小説『まれ』。ヒロインには土屋太鳳(つちや・たお/20)が大抜擢。彼女はNHK連続テレビ小説『花子とアン』にも出演。同時期に行われた『まれ』のヒロインオーディションに参加し、2,020人の中から選ばれた。

夢の中で命名された

 連続ドラ初主演となる土屋太鳳だが、2011年ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)でキーパーソンとなる女子生徒役を演じて、注目を集めた実績を持つ。2014年には、『花子とアン』(NHK)で主人公・花子の妹役、映画『るろうに剣心』では巻町操役を好演し、ネクストブレイクが期待されている1人だ。

 そんな彼女の素顔を、3月24日発売の「FLASH」(光文社)が紹介している。

 まず気になる太鳳(たお)という名前だが、これは芸名ではなく、妊娠中の母親が夢の中で自分の赤ちゃんが書いた文字だとか。身長155センチと小柄ながら、筋肉質なスポーツマン体型。区の陸上大会で優勝するなど、スポーツ万能でもあり、現在、日本女子体育大学に在籍。さらに、舞踊学を専攻しており、3歳から正派若柳会の若柳恵華師範に教わっているそうだ。

演技に対するストイックな姿勢

 才色兼備の彼女だが、なによりも一番注目を集めているのは、彼女の演技に対する姿勢だ。

「声帯を治療したり舌小帯を手術して少しずつコンプレックスを乗り越えてきた」(土屋太鳳公式ブログ)

 と、自分の声や滑舌にコンプレックスを持っていて、手術をしたことを明かしている。

 また、関係者によると、彼女の女優魂は、現場でも一目置かれているという。

「彼女は“女優として一人前になるまで恋愛はしない”と公言していて、演技に対して非常にストイックです。撮影現場では、自分の出番でなくても勉強のために熱心に他の人の演技を見ています。他にも、ドラマの役作りのため、長い髪をばっさりショートにしたり、先輩のアドバイスや気に入った言葉があったらすぐに台本に書き込んだり、台詞は何度も書きながら入念に覚えるなど、演技に真摯に取り組んでいます」

 まじめに演技に取り組み、コンプレックスがあれば手術をしてでも改善していくストイックさ。2,020人の中から朝ドラ主演を勝ち取ったことで、さらなるブレイクは間違いなさそうだ。

(取材・文/タナカアツシ)

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