あなたの子どもは何タイプ?発表会で「ハズレ役」ができる子の力とは (2/2ページ)
猿蟹合戦の最後の場面で猿が牛の糞(糞ではなく昆布になっている話もあります)を踏んで滑って、そこに鴨井から臼が落ちてきて蟹のお母さんを殺した猿がコテンパンにやられるシーンがあります。これは“牛の糞”(昆布)がなければ成立しない話です。
誰もやりたがらない役……。すると、ある5歳児が「ぼく、“ウンチ役”やる。だってウンチがなければ最後に猿をやっつけることができないから」といって見事に演じていたそうです。
この子はウンチ役という誰もやりたがらない役を自分がやることにこだわるよりも、物語が成立するよう、全体の流れを見通して考えられる力がある子と言えるでしょう。
とても頼もしく将来が楽しみな子どもと感じませんか?
いかがでしたか。
年に何回かある行事で「うちの子は3年間で1回しか前に立たせてもらったことがない」とか、卒園アルバムを隅々まで見て「○○ちゃんは10か所に写っているけれど、うちの子は7か所しか写っていない」などど思うのはやめましょう。
子どもの特性に合った役割をママが認めてあげて、それを成し遂げたことで得られた力、学んだことにスポットをあて、「○○ちゃんは○○ができるようになったね!」と思いっきりほめてあげましょう。
そうやって、子どもの最初は目立たない芽はどんどん伸びていきます。
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【参考】
※ 立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』