売れない芸人がまさかのコミック出版! 笑いと涙の「お笑い」の日々を描く (2/4ページ)
―― 一気にペースが上がりましたね。
井上:そうなんです。結構ハードなんですよ。定期的にネタ見せのライブをやっていて、なおかつアルバイトもあって、その合間で描いているので…。
それから3ヶ月くらいですかね。ラリー遠田さんという、この本の解説を書いていただいたお笑いの評論をされている方に見つけてもらって、ツイッターで紹介してもらったんです。さらにそのツイートを彩図社さんの編集長が見たという経緯で書籍化されました。だから、本当に「まさか」という展開なんですよ。
――まさか本当に仕事に繋がるとは。
井上:キャプテン渡辺はすごいですよ。ぜひ彼に仕事をあげてください(笑)。先見の明がありますよ。
――書籍化について相方の野田さんからは何かコメントありましたか?
井上:相方はですね…「印税を全部くれるか、本が一冊も売れないのがオレの望みだ」と言っていましたね。
――それはコンビ愛なんでしょうか…?
井上:『芸人生活』を読んでもらえると分かりますけど、彼は異常な人間なので。これでも結構薄めて描いているんです。エピソードとしては本当に描けないことのほうが多いですよ。「誇張するな」とよく言われるのですが、むしろ薄めています。
――相方の彼女がライブを観に来るからといって、過剰に邪魔をしようとするというエピソードは笑いました。
井上:あれはビックリしましたよ。僕の邪魔をしようと、とんでもなく下品な台本を用意して、「ウ○コ」って言いまくるネタを舞台でやるわけですからね。僕もお客さんもひっくり返りました。

■面白くてクセの強い芸人仲間たち
――野田さんをはじめ、この『芸人生活』の中に出てくる井上さんの芸人仲間は皆さんクセが強い方々ばかりですよね。
井上:多いですよね。