ビートたけしが描く 「新世紀お笑い界」全貌スッパ抜き (3/4ページ)

日刊大衆


面白くなければネタの途中でも、たけしが容赦なく幕を下ろす『北野演芸館』の「カーテンコーナー」に彼らは出演したのだが、わずか30秒でボタンを押され、たけしに「バカ大学の文化祭じゃないんだから」と斬り捨てられた。

「たけしさんは、半分はネタのつもりでボタンを押したんだと思います。でも、"一発屋で終わらない、本物の芸を見せてくれ"という叱咤激励の意味もあったのではないでしょうか」(お笑いプロ幹部)
伝説のたけしライブが再び!

プロの芸人のプロのネタをじっくりと見せたい――たけしのそんな思いは、こんなエピソードからも伝わってくる。
「実は今、芸人の間では"ブーム"になっていることがあるんです。それは、自分たちのお笑いDVDを、たけしさんの楽屋に持っていくこと。なぜなら、たけしさんは持ち込まれたDVDすべてに目を通し、"面白い!"と思った芸人は、有名無名を問わず『北野演芸館』に本当に出演させてくれるからなんです」(前出の幹部)

芸人たちからの求心力、そして彼らを世に出す影響力を見れば一目瞭然。たけし以外に今のお笑い界の窮状を救える男はいないのだ。

さる2月22日に行われた「第15回ビートたけしのエンターテイメント賞」の授賞式でも"さすがは殿"と思わせる一幕があった。
日本芸能賞を受賞したお笑いコンビ「日本エレキテル連合」は当日、愛知県で営業の仕事が入っていたため、なんと、橋本が"あけみちゃん"の白塗り、中野も"おっさん"のメイクのままで新幹線に飛び乗り、会場に駆けつけたという。

受賞のあいさつで中野は、
「どんな賞より、この賞が欲しかった! たけしさんに選んでいただけたことが何よりうれしい!」
と喜びを爆発させだ。

「大賞には、博多華丸・大吉が選ばれました。『THE MANZAI』の王者になる前から2人は超多忙で、『THE MANZA』優勝の副賞であるフジの番組レギュラーの話も断るほど。ところが、彼らはこの賞にノミネートされる前から、授賞式当日のスケジュールを明けて待っていたそうです」(構成作家)

若手、中堅を問わず芸人から絶大な信頼を受けるたけしだが、気になるのは彼自身の現役芸人としての活動だ。
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