ラガー? エール? ビールの「スタイル」って何だ?【ビールひとくち講座】 (1/2ページ)

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ラガー? エール? ビールの「スタイル」って何だ?【ビールひとくち講座】


温かくなってきて、そろそろ冷たいビールを飲みたくなる季節ですね。
でも、どんなビールがいいか調べようとして「ラガーとかエールとかピルスナーとか、何のことかわからなくてめんどくさい...ラガーでいいや」なんて思ったことがある方も多いのでは?
この「ラガー」「エール」「ピルスナー」といった言葉は、全てビールのカテゴライズ=種類分けに関する単語です。この分け方のことを「スタイル」といいます。
一番大きなカテゴリが「ラガー」と「エール」、そして「その他」があります。
その他についてはまた後日お話しますので、まずはラガーとエールの違いからご紹介しましょう。

二大カテゴリ・ラガーとエール

大きなポイントは、ビールが発酵するときの酵母の動きです。
ビールを造るときはまずモルト(麦)と水で麦汁(ばくじゅう)を作り、そこに各銘柄に合った酵母を入れて発酵させますが、このとき酵母がどのように動くかでラガーとエールを分けています。

ラガーとは、発酵するときに酵母が麦汁の底に沈む「下面発酵」したビールの総称です。
低温でやや長い時間をかけて発酵するのも特徴で、全体的にすっきりした味わいのビールが多くあります。
ドイツやオーストリアなど中欧地域や、アメリカではラガー系のスタイルが豊富です。

一方、エールは発酵した酵母がビールの表面に浮かび上がる「上面発酵」したビールの総称です。
常温に近い高めの温度で、3~5日という比較的短期間で発酵が完了します。
ラガーと比べると複雑な味わいのものが多く、「フルーツのような香りがする」と評される銘柄もいくつかあります。
エール系のスタイルはイギリスやアイルランド、ベルギーで特に愛されています。

赤・黒・泡なしでも「ビール」?

このラガー系とエール系それぞれの中に、さらにいくつものスタイルがあります。例えば、現在世界で一番多く生産されている「ピルスナー」はラガー系スタイルの一つです。

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