内定取り消しの笹崎アナに金銭癒着の上重アナ…日テレに求められる「清廉性」

デイリーニュースオンライン

新年度早々、騒動が多発する日テレ(「スッキリ!」HPより)
新年度早々、騒動が多発する日テレ(「スッキリ!」HPより)

 2014年、日本テレビアナウンサーの内定取り消し騒動で話題となった笹崎里菜(22)が4月1日、同局の入社式に出席。駆けつけた報道陣による混乱を避けるため、例年の入社式とは異なる厳戒態勢となった。一方、4月2日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でコンプライアンス違反が取り沙汰された同局アナウンサー・上重聡(34)は今朝の『スッキリ!!』に出演するも、報道に言及することなく生放送を終えた。これらを受けてネット上は「日テレ大丈夫?」と厳しい声が飛び交っている。

 笹崎アナは2014年11月10日発売の『週刊現代』(講談社)で、東京・銀座のホステス経験を理由に内定を取り消されたため日本テレビを提訴したと報じられ、世間の注目が集まった。この際、ホステスのアルバイト経験のある笹崎アナに対し日テレ側から「アナウンサーには清廉性が求められる」と伝えられたという報道で、同局は世間のバッシングを受けた。その後、双方による和解協議が行われ、笹崎アナはアナウンス部配属予定の総合職採用内定者に戻された。

『スッキリ!!』生放送で上重アナのコメントはなし

 そして1日、注目の笹崎アナが入社式に出席するとあって日テレには報道陣が殺到。この日は他に同期となる新入社員25名が出席した。同局の入社式では毎年サプライズで芸能人が現れて新入社員を激励しており、昨年は嵐の二宮和也(31)が登場するなどして盛り上がったというが、今年はそのような派手な演出はなし。また、報道陣との混乱を避けるべく野外での新入社員の記念撮影も行われなかった。同局のこのような対応に、ネット上は

「他の新入社員がかわいそう」
「日テレの対応もどうかと思ってたけど、この状況で入社出来る精神がすごいと思う」
「まあ何と使いにくい新人」
「どこまでも腫れ物扱いだね(笑)」
「これからも注目され話題になるけど、アナウンサーとして活躍できるかどうかは別問題」

 などと厳しい意見が目立つ。また、

「上重のコンプラ問題といい、日テレ大丈夫?」

 というように『週刊文春』の上重アナの報道を指摘する者も。視聴者も今朝の『スッキリ!!』生放送に注目していたようで、ネット上は「(報道について)なんてコメントするんだろう!?」と話題に。しかし、8時からスタートした番組にいつもと同じように出演した上重アナは、通常通りに番組を進行。そのまま番組内で報道に触れることは一切なく、生放送が終了した。このため視聴者からは

「これじゃ視聴者はみなスッキリしない!」
「はいスッキリ不視聴決定」
「『モヤモヤ』か『スルー』にタイトル変えれば」
「謝罪や説明一切無いって…情報番組語る資格ないだろー」
「こんなことでいいの?」
「清廉性重視の日テレさん」

 と、上重アナ本人のみならず日テレへの批判も相次いでいる。入社前から腫れ物扱いの新人に、看板アナウンサーのスキャンダル……同局の“清廉性”が改めて問われる事態と言えるだろう。

(文/一樹守)

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