捕まえた虫、それロボットかもよ?共同作業が可能なメカアリ (1/2ページ)
やけに大きなアリがいるなぁ、と思ったら、注意が必要だ。
なぜなら、それらはロボットかもしれないからだ。工場のオートメーション機器などを開発するドイツのFesto社が発表した『BionicANTs』は、アリ型のロボット。『BionicANTs』は同社が進めている、自然のモデルをテクノロジーに応用する取り組みの一環として開発された。
『BionicANTs』は実際のアリより巨大で、人の手ほどの大きさがある。しかしその姿や動きは、見事にアリを再現している。いや、似ているのは見た目だけではないのだ。
■ アリの行動をアルゴリズム化したロボット
『BionicANTs』が本物のアリに似ているのは見た目だけではなく、実際のアリの行動様式にならった動きをするようにプログラムされているのだ。
従って、自分だけでは動かせない程大きな物体を動かさねばならないときは、仲間の『BionicANTs』を集めて、共同作業を開始する。ちょっと不気味なロボットだ。
そのため、欧州のメディアでは「未来の工場では『BionicANTs』が働いているのではないか」と、Amazonの自動化された倉庫を例に予測している。
『BionicANTs』は実際のアリと同様のデザインで、6本足で移動する。頭部も実物そっくりに作り込まれており、2つの目はなんと小型ステレオカメラになっている。その下に搭載したセンサーでは空間認識が可能だ。そして、空間認識能力で認識した物を挟むことができる顎も備えているのだ。
体は3Dプリンターで出力したプラスチック製で、表面には電子回路が印刷されている。足や顎はセラミック製だ。そして充電は触覚から自動で行える。