捕まえた虫、それロボットかもよ?共同作業が可能なメカアリ (2/2ページ)
『BionicANTs』は単体で意思決定して行動することができるが、驚くべきは、実際のアリのような共同作業もできることだ。
例えばある大きな物体を複数の『BionicANTs』が無線ネットワークで連絡し合いながら動かすことができる。そのとき、進行方向側の『BionicANTs』は後ろ向きに進み、反対側の『BionicANTs』は前に進むことで、協力して同じ方向に前進する。
もはやアリだ。つまり、かなり複雑なチームプレイができるのだ。
■ 捕まえたチョウもロボットかもしれない
同社は複雑な制御アルゴリズムを生物の協力行動にならって開発した。
その成果として『BionicANTs』だけでなく重量30gという軽量のチョウ型ロボット『eMotionButterflies』も同時発表している。
こちらも驚くほど本物のチョウに似ていて、羽をはためかせて飛行することができる。こちらの『eMotionButterflies』は自律飛行しつつも、狭い空間で複数の『eMotionButterflies』がぶつかることなく飛行することができる。
『eMotionButterflies』が飛行する空間を複数台の高速赤外線カメラで監視しており、それらがインテリジェント・ネットワーク・システムを活用することで、複数の『eMotionButterflies』の動きを制御しているのだ。
今回発表された昆虫型ロボットは、姿や動きがリアルということ以上に、本物の行動にならったアルゴリズムが採用されていることが注目点だ。より小型化が進めば、けっこう不気味な現実になるのではないかとも思えてきた。
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