みなさまのNHK はたしてどこへ行く!? (2/5ページ)

日刊大衆


「秘書室は公費の私的流用に関して、NHK内でも一番敏感な部署。そこの人間が今回のようなずさんな対応をするはずがないという声が、NHK内でも多数上がっていますよ」
さらに続けて、こう説明する。
「ハイヤーの私的利用など、民間企業なら許されることでも受信料で成り立つNHKでは、許されないことがたくさんある。そのため、民間出身者が会長になる場合は、公費流用に関する規定を秘書室が特に詳しく説明するんです」

昨年1月、籾井会長就任時にも同様の説明がなされたというが、その話を聞いている際、終始、渋い顔をしていたという。
「それがあってかどうかは定かではありませんが、この秘書室長はすぐに更迭。後釜には、籾井会長の三井物産時代からの旧知の人物が据えられました。今にして思えば、公費を自由に使えないことに憤懣やるかたなしの心情だったのかもしれません」(同)

元NHKディレクターで作家の小中陽太郎氏が呆れ顔で言う。
「個人商店の社長ですらコンプライアンスが求められる時代に、NHKの会長がハイヤーの私的流用したとなれば、経営者としても公人としても失格です。NHKは国民から受信料をいただいて成り立っている組織です。なので、一般企業より厳しい倫理観が課せられます。それを認識せず、公私混同とは……悲しいですね」

現在も国会で紛糾するハイヤー問題だが、"籾井疑惑"は、これだけではない。
意に沿わぬ人物をパージし、公費の私的流用どころか、局自体を"私物化"しようと籾井会長が乗り出した、ともっぱらなのだ。
その典型的な事例として囁かれているのが、夜の報道番組『ニュースウオッチ9』で、5年にわたってメインキャスターを務めてきた大越健介アナが突然、3月いっぱいで降板するという不可解な人事だ。
「キャスター人事は例年、秋口に幹部たちによる『キャスター委員会』の場で決められていました。その場では、次年度も大越アナ続投で異論は一切、出なかったと聞いていたんですが……」(NHK記者)

それが、突然の交代劇。この大越アナは安倍政権が押し進める原発問題や情報統制について、わかりやすい言葉で解説。視聴者に人気のキャスターだった。
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