第二十八回 日経平均2万円突破。ここから株価は上がるのか下がるのかを見分ける方法 (2/3ページ)

タブロイド

これをみると、日本の株式市場は一貫して米国に継ぐ地位にあったことと、一方で昭和末期のバブルの時期の頃の水準が天井になってしまい、だいたいその位でまた下落に転じていることがわかります。

現在、その天井水準まで来ています。さて、日本株はそろそろ危ないのでしょうか? この間の米国の市場をみると、時価総額は5倍くらいになっています。

しかし、次の図を見ていただくとお分かりの通り、GDPは約3倍にしかなっていません。とはいえ、日本に比べると強烈な成長です。

日本は株のバブルが崩壊したあと、不動産バブルも崩壊して、90年代半ばから長期低迷に入りました。とはいえ、リーマンショック後の大不況期には、円高が進んだせいで、米ドル建てGDPは結構成長してみえます。それがまた円安で減ってしまいました。

さて、株式市場の時価総額は、その経済から得られる将来の利益を現在の価値に換算したものです。どのくらい先までを織り込んでいくか、が、今のGDPと今の時価総額の比になって現れてきます。

これは、国ごとに上場株式が経済全体に占めるシェアが異なるなどの影響もあって、歴史的な水準感が異なってきますが、一国の中では、市場の活況度や将来の評価が判断できます。



そのチャートを書いてみました。

これをみると、日本の昭和バブルは、英米でのリーマンショック前くらいの活況度だったことがわかります。企業や経済の将来性を高く評価していたのです。

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