106万円と130万円の壁を超えそうならチェック!パートから正社員になるときの判断ポイント

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106万円と130万円の壁を超えそうならチェック!パートから正社員になるときの判断ポイント

子どもが小さいうちは短時間のパートで働いていた女性も、子どもの成長につれて“正社員”を意識する方もいらっしゃるのではないでしょうか?

パートから正社員になる場合、チェックしておきたいポイントについて、税金や社会保障制度に詳しいファイナンシャルプランナーである筆者がお伝えしたいと思います。

■正社員のメリット

正社員になることの一番のメリットは安定性だといえます。定年までは安定した収入と雇用が約束されますので、金銭的なゆとりが生まれます。住宅を購入する場合、夫だけでなく妻名義での住宅ローンを借りることができる場合もあります。

また、仕事の内容も責任のあるものになるため、やりがいを感じることができ、会社によっては充実した研修や教育を受けることも可能です。福利厚生も手厚くなり、ボーナスや退職金も期待できます。

■正社員になるならここをチェック

パートから正社員になるなら、勤務時間が長くなるため家庭との両立が可能かどうかもポイントです。正社員は有休があるとはいえ、自分の都合だけで休めるとは限りません。子ども関係の行事などでも休みがとりやすいかどうか、あらかじめ調べておく方が良いでしょう。出張や変則的な勤務があるかどうかもチェックしておきましょう。

また、収入が増えるということは、支払う税金や社会保険料が増えるということです。場合によっては手取り収入が減ることもあることを理解しておきましょう。サラリーマンの夫の扶養を外れる130万円の壁を超えている方、超えそうな方なら、正社員になるメリットがありそうです。手厚い社会保障制度の恩恵を受けられますし、将来の年金額も増えます。

2016年10月からは、従業員501人以上の企業で働いている方も、週20時間以上の労働時間があり、月収8.8万円以上だと、健康保険と厚生年金に加入することになります。年収だと106万円以上ですので、これを新たな106万円の壁といいます。この壁を超えそうな方も、これを機に“社会保険料を払うなら正社員に”という選択もあります。

■パートから正社員になるには

さまざまなメリットがある正社員ですが、そう簡単になれるというものではありません。現在の非正規雇用者の割合は全体で3割を超えていますし、女性では5割以上です。いきなり未経験の職種で正社員というのは困難ですが、これまでの職業の経験を活かせるならチャンスはあります。また、パートから正社員への登用制度がある会社を目指す方法もあります。

いかがでしたか?

今回は、パートから正社員になるときの判断ポイントについてお話しました。

 安倍政権では“女性の活躍促進”を政策にしていますし、景気も上向きつつありますので、今がチャンスの時かもしれません。正社員を目指すなら、情報収集を怠らずそのタイミングを逃さないように準備しておきましょう。

(福島佳奈美)

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