果物やスパイス入り? まだまだたくさんあるビールスタイル【ビールひとくち講座 第4回】 (1/2ページ)
前回までで、ビールの二大カテゴリであるラガーとエールのお話をしました。
大雑把にいうと「ラガーには日本人にも馴染みのあるピルスナーがあり、エールは複雑な味わいのものが多い」ということを何となくイメージしていただけたでしょうか。
今回は、ラガーにもエールにも当てはまらない、独自のスタイルについてご紹介します。
日本ではなかなか見ませんが、果汁を使ったビールは世界中にたくさんあります。 特にベルギーでよく作られていて、チェリーやラズベリーといった赤い果物が人気のようです。

こちらはそのうちのひとつ、ボスクリ。やはりベルギーのフルーツビールで、ラベルに描かれている通り、ベリー系の爽やかで甘酸っぱい味がします。
アルコール度数は4パーセント。やや度数は高めですが、炭酸が効いているのでほとんどジュース感覚で飲めます。
他にもカシスや青リンゴ、ココナッツなどいろいろなフルーツを使ったビールがあります。
苦味よりフルーツの味と香りが強いので、ビールが苦手な人でも楽しめるのが嬉しいですね。
他にも食前に飲んで食欲を増したり、逆に食後酒として口の中をさっぱりさせたり、デザート代わりにするなど、色々な楽しみ方ができます。
これまた日本ではあまり見かけませんが、シナモンやクローブといったハーブ・スパイス類が入っているビールもあります。これも保存性を上げるため、あるいは味を調えるためと思われますが、その起源は確かではありません。 なかなか味わうチャンスはないですが、例えばこんなものがあります。