【アニメキャラの魅力】欲望に忠実な警察官!「両津勘吉」の魅力とは?『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 (1/2ページ)

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(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』通称『こち亀』といえば、警察漫画の元祖として知られています。今ではアニメやドラマ化など数々の偉業を果たし、子どもにも大人にも大人気。そんな『こち亀』の主人公である「両津勘吉」は、お世辞にも「正義感溢れる警察官」とは呼べません・・・。両さんにとって遅刻や欠勤は日常茶飯事。時には一般人を脅すような真似も・・・。今回は、そんな国民的キャラクター「両津勘吉」についてご紹介したいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■驚くべき生命力

 両さんの体は、鋼鉄で出来ているのかと疑いたくなるほど頑丈です。トラックに吹っ飛ばされたり、爆発に巻き込まれたりしても、最終的には生きています。1度、両さんが死んでしまう回もありました。しかし、そのときも死神から呆れられて生き返るという、物凄い幸運(?)を発揮しました。また、江崎教授と一緒に月へ行った際、そのまま置いてけぼりにされたこともあります。しかし、そこでも両さんは逞しい生命力を発揮し、月面を削って都市を作り上げてしまいます。彼が婦警たちから「原始人」と呼ばれるのも納得です。

■荒稼ぎが得意!

 お金、それが両さんの原動力です。お金を積めばほぼ100%協力してくれます。しかし両さんには、元から金を稼ぐ才能も備わっています(というより天才)。空飛ぶ屋台を作ってマンション住まいの方々に商品を提供したり、寂れた商店街をアミューズメント施設風にアレンジして売り上げをアップさせたり、奇抜な発想で周りの人々を驚かせます。そういった意味で両さんは、かなりの商売上手だと思います。しかし、限度を知らないのが彼の弱点。結果的には破滅の道を辿ることになり、毎度毎度「もう~はこりごりだ!」と叫ぶはめになるのです。

■時々魅せる大人の両さん

 いつもはちゃらんぽらんで問題児の両さん。しかしそれが、彼の全てではありません。あまり言葉にこそしませんが、両さんは仲間たちを大切にしています。そのため仲間の危機にはヒーローのように現れ、颯爽と(ならない場合も多いですが)助け出します。また、部下である「中川」や「麗子」に過去の話をする場面もいくつかあります。

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