【医師たちのリアル恋愛事情】ナースじゃない!? 医大教授の意外な不倫相手 (1/2ページ)

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ドラマ公式サイトより
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【フリーランスドクターXのぶっちゃけ話】

 ドラマ『医師たちの恋愛事情』(フジテレビ系/木曜よる10時〜)の医療アドバイザーを務める現役女医・筒井冨美が、ドラマに描かれる医療現場のリアルを解説する。

相手はナース、秘書、ホステスが王道だったが……

 医療ドラマに登場する「医大教授の愛人」といえば、古典的には『白い巨塔』(フジテレビ系)の「ケイ子」が代表格であろう。クラブのママという設定で、2003年放映の唐沢寿明版では黒木瞳が演じていた。 「教授(および院内権力者)の愛人」といえば「看護師」というのも、鉄板パターンである。2000年放映の、滝沢秀明が医療訴訟原告となった少年を主演した『太陽は沈まない』(フジテレビ系)では、高橋ひとみが演じる看護師は、大杉漣が演じる外科部長の愛人であった。

 2006年放映の『小早川伸木の恋』(フジテレビ系)では、古谷一行が演じる外科教授が、市毛良枝が演じる看護師長と二十数年の不倫関係を続けながら若手ナースにも手を付けて、看護師長に贈収賄を内部告発された。2008年放映の『風のガーデン』(フジテレビ系)では、中井貴一演じる麻酔科准教授は、伊藤蘭が演じる看護師とダブル不倫の関係にあった。

 その他、「教授と秘書」というパターンもわりと存在する。2012年放映『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)のシーズン1では、林丹丹が演じる教授秘書は段田安則が演じる外科教授の愛人であったが、最終回では麻酔科教授に乗り換える。2013年に放映された同ドラマのシーズン2でも、西田敏行が演じる外科教授の愛人は、笛木優子が演じる教授秘書であった。

 リアルな大学病院における「教授の愛人」といえば、昭和時代には確かに「教授秘書」と「看護師」が多かった。「クラブのママ」もいたのかもしれないが、その手のプロの女性たちはそうそうシッポを掴まれるようなヘマはしないせいか、私自身は遭遇したことがない(水商売にハマるのは、どちらかと言えば開業医に多いような気が……)。まあ、教授の愛人が「クラブのママ」というのは、勤務時間外にポケットマネーで通っている限りにおいては、本人の自由だと私は思う。

 職場恋愛でもある「教授秘書が愛人」という不倫関係がバレるきっかけの一つは、「寵愛を受けた女の態度がデカくなる」であろう。「教授>愛人>それ以外の医師」とでも言いたげな言動が目立ってくるのである。

 一方、同じく職場恋愛である「愛人看護師」の場合には、態度よりも「情報が筒抜け」でバレるケースが多いように思う。大さっぱに言えば、「言動」のうちでも「愛人看護師」は「言」、「愛人秘書」は「動」で足が付きやすい。

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