【超会議2015】オオグソクムシせんべいで町おこし! 気になるお味は? (1/2ページ)
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企業ブースの中でも、一際異彩を放っていた「焼津 長兼丸ブース」。こちらで販売されていたのが、キモかわいいと有名な深海生物「オオグソクムシ」を粉末にして生地に練りこんだ「焼津 長兼丸 オオグソクムシせんべい」だ。
正式販売を前に、何かとグソクムシに縁の深い「ニコニコ超会議2015」で世界初披露、先行販売となった。
実際に材料となるグソクムシを獲っていると焼津の漁師の方々のお話をうかがいながら、せんべいを食べてみた!
グソクムシで町おこし?
ブースには、水槽の中で佇む本物のオオグソクムシたちのほか、フィギュアの販売なども行われていた。
ブースにいた、オオグソクムシの漁をしている漁師さんによると、もともと深海に生息しているオオグソクムシだが、漁のたびにいつも意図せず大量に水揚げされてしまっていたのだという。
ある日、いつものようにとれてしまったオオグソクムシをせっかくだからと食べてみたところ(!)、なんと意外にも美味しかったという。
ただ、素揚げなどはすでにあった上にあまりに直接的なフォルムになるため、せんべいなら親しみやすいだろうと考えたそうだ。
多い日には1日500匹もとれるというオオグソクムシ。漁師さんは、「オオグソクムシは動きが面白いし、何といっても見た目がかわいい」とオオグソクムシへの愛を語ってくれた。
スタッフさんによると、開幕1時間も経たずに100箱を売り上げを記録。ゆくゆくはオオグソクムシの水揚げ量が日本一という焼津の特産品として定着させ、「オオグソクムシによる町おこしができたら」と語っていた。