「3Dバイオプリンター」でついにアレをつくる?12年後にはWiFI搭載の人工眼球が移植できるようになるかもしれない (1/2ページ)
従来SFに出てくるサイボーグというのは”機械化された人間”というイメージだった。しかし、将来現実世界で生まれようとしているサイボーグは、ちょっとちがうものになるかもしれない。イタリアのデザインスタジオMHOXが、バイオテクノロジーで”製造”した高性能な眼球の市販化を目指しているのだ。
■ 人工眼球で視覚性能を上げる
MHOXでは、近い将来、人間の臓器や身体の一部がバイオ技術によって人工的に製作できると考えている。そして、機能に問題を起こした部位に移植したり、あるいは性能を上げるために使うこともできるようになると考えているという。
なかでも注目しているのが眼球だ。視力を増強させたり、さらなる機能を付加したりすることができるのではないかと考えているようだ。
MHOXが考えている人工眼球のモデルは3タイプある。『EYE HEAL』、『EYE ENHANCE』、『EYE ADVANCE』と名づけられている。
『EYE HEAL』はもっとも標準的な機能を持ったモデルだ。これは病気や障害によって、失ったり低下したりした視力を取りもどすためのものだと考えていい。『EYE ENHANCE』はその名のとおり、視力を増強するモデルだ。”ハイパー網膜”によって解像度を1.5倍にアップできる。薬を飲むことで『ヴィンテージ』、『白黒』などと視覚信号にフィルターをかける機能も含んでいる。
そして最後の『EYE ADVANCE』は高機能モデルだ。WiFiを搭載していて、デジタルカメラやモバイルデバイスのように視覚を記録でき、シェアすることができるという機能を持たされている。
■ 3Dバイオプリンターで製造する
この『EYE』システムを利用するには、最初は外科手術が必要になる。