ルーツを知れば楽しさ広がる!こどもの日にまつわる話 (2/4ページ)
端午の節句(こどもの日) にすることとその理由

端午の節句といえば、こいのぼりに五月人形。何気なく飾っているこれらの由来についてご存知ですか?古くから伝わる風習には、様々な意味があるのです。
■こいのぼり
江戸時代、武家に男児が生まれると、幟(のぼり)を立てて祝う習慣がありました。
その後、この習慣が庶民にも広がった時、「急流の滝を登りきる鯉は、登竜門をくぐり、天まで昇って龍になる」という中国の故事を元に、子供の出世を祈って鯉の絵を描いた幟を立てることが流行となりました。これがこいのぼりの由来です。
その後、紙に描かれていたこいのぼりは錦の布で作られるようになり、やがて現在のように姿を変えました。
■兜・鎧
端午の節句の飾りとしてこいのぼりと共に定着しているのが、兜。立派な鎧を飾っている家もあるかもしれませんね。
鎧や兜を飾るという風習は、やはり武家のしきたりから来ています。もともと、湿気が多くなる梅雨の前に、武具を出して手入れをする習慣がありましたが、これが男児の成長を祈る端午の節句と重なり、鎧や兜を飾るようになったと言われています。
■五月人形
端午の節句が庶民に広がると、人気のある英雄たちをかたどった人形を飾って祝うようになりました。五月人形のモデルとして人気なのは、源頼朝の四天王と呼ばれる家臣として活躍した「金太郎」、武蔵坊弁慶とともに歴史に残る戦いをした「牛若丸」、中国の神様である「鐘馗」などです。
■ちまきと柏餅
端午の節句を代表する食べ物といえば、ちまきと柏餅ですよね。
端午の節句とちまきの関わりは古く、紀元前3世紀の中国に遡ります。屈原という、政治的にも有能で人々からも慕われていた詩人がいましたが、陰謀により左遷されてしまいました。