テスラが低価格バッテリーで世の中を変えようとしているかもしれない (1/2ページ)
太陽光発電だ、風力発電だといっても、結局天候次第で発電できなくなってしまう不安定なエネルギー源だ。太陽光発電に至っては天気が良くても夜は無力になる。
何が足りないのか。そう、強力な蓄電装置だ。
米国時間の4月30日に、テスラモーターズは家庭向けとオフィスビルなど向けのバッテリー製品を発表した。
しかも発表会場の電力は、発表されたばかりのバッテリーで賄われているという実に説得力有るクールな発表となった。
■ 驚くべき低価格を実現したテスラの実績
発表されたのは家庭用の『Powerwall』とオフィスビルや店舗用の『Powerpack』だ。いずれも太陽光発電で発電した電気を蓄電するための製品となる。
家庭用の『Powerwall』については、予約販売も受け付け始めた。『Powerwall』には7kWhと10kWhの2タイプがある。壁掛け式であるため、専用の収納小屋などは必要ない。
サイズは縦130cm、横幅86cm、厚さが18cmと薄型である。
『Powerwall』は必要に応じて9基まで並べて設置することができるが、1基でも7kWhと10kWhのタイプがあるので、日本の一般的な家庭であれば1日分の消費電力が十分賄える。
ビルや店舗用の『Powerpack』は、大型の冷蔵庫といった形状で、100kWhのバッテリーブロックで構成されており、組み合わせれば500kWhから10MWh以上の容量にできる。
報道陣を驚かせたのは、発表会場の建物の電気が、この『Powerpack』で賄われていたということだ。同製品は既に、電力会社からの受注が始まっているという。