【アニメキャラの魅力】痛みを抱えているからこそ溢れる真の優しさ「ユーリ・ミハイロコフ」の魅力『プラネテス』 (3/3ページ)
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後にこの事件を「未来のエンジニアが過去にこだわる自分を壊してくれた」とユーリはフィーに温かく語りました。奥さんを亡くした痛みにとらわれ続けていたユーリ。しかし、コンパスが壊れたことで、ユーリの奥さんへの愛は変わらぬまま、改めて宇宙の中で仲間とともに力強く生きてゆく決心をするのです。
いつの間にか一人称が「私」から「俺」になり、周りの人にフランクな言葉で接するように身軽になったユーリ。彷徨った果てに、ユーリは単に親切なだけではなく、大きな包容力を持つ本当の意味で温かい人になったのです。
仕事についての物語としても、愛についての物語としても重厚な『プラネテス』。一話一話の密度が濃く、緻密に張り巡らされた伏線は、後半に向かうにつれて一気に収束していきます。先進国と後進国の格差は埋まらないのか?会社組織の建前と人間としての倫理は一致できないのか?人と人は愛によって本当に解りあえるのか?自分の限界はどこにあるのか?様々なことを考えさせてくれるこのアニメは、何度観ても胸に迫ります。綿密に設計された宇宙船などの設定と合わせて、じっくりと楽しんでみてください。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:水澤奈那子(キャラペディア公式ライター)
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