【アニメキャラの魅力】痛みを抱えているからこそ溢れる真の優しさ「ユーリ・ミハイロコフ」の魅力『プラネテス』 (1/3ページ)
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『プラネテス』、聞き慣れないこの言葉は、古代ギリシャ語で「惑う人」転じて「惑星」という意味を持っています。本作品には、どうにもならない現実に直面し、惑いながらも生きることや愛することに真摯に向き合っていく人々が数多く登場します。まさに「惑い人」のタイトルの通りです。ほんの少し未来の地球と宇宙を舞台にした、味わい深く壮大な人間ドラマ『プラネテス』。今回は、登場人物の中でもっとも「イイ男」と言っても過言ではない「ユーリ(ユーリ・ミハイロコフ)」の魅力を紹介します。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■とにかく紳士!分け隔ての無い柔らかな気遣い
ユーリは宇宙開発会社・テクノーラ社のデブリ課で船外活動員として働いています。デブリとは、捨てられて使われていない衛星などの「宇宙に浮遊するゴミ」のこと。デブリ課は、宇宙船に乗ってデブリを回収するのが仕事です。
ユーリは、デブリ回収船「トイボックス」の副船長です。数字に強く知識が豊富、温厚な性格とそつのない優秀な人材であるユーリは、船長のフィーから相談を持ちかけられるほど頼りにされ、周囲の人々からも一目置かれています。
そんなユーリの魅力は、誰に対しても細やかな気遣いができるところ。仕事で不在になる社員から動物を預かって世話をし、新人の「タナベ」が暴走するたびに気遣い、同僚と殴り合いのケンカをして帰ってきたハチを看病し・・・。ユーリのフォローなしにデブリ課は成立しません。ユーリが細やかに気を配れるのは、いつも一歩引いて周りの人を観察しているからです。
また、デブリ課のメンバーが、宝くじを当てようとバカ騒ぎしている時に、程よい距離から温かい目(?)で見守り、度重なるミスの末に難易度の高い業務をハチが成功させた時に、「始末書は誰が書くんですか?」とボソッとつぶやいたり・・・。根は案外クールなのかもしれません。
■優しい笑顔に隠された、深い痛み
誰よりも「大人の男」の魅力を放つユーリですが、最初からこんなふうに悟っていたわけではありません。