トイレにも行けず、子守り要員…巧妙化する“ママ友いじめ”の実態 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

子どもが孤立しないようにママ友いじめに耐える女性も多いという
子どもが孤立しないようにママ友いじめに耐える女性も多いという

 出産した産院や、児童館、地域センターなど、出産して間もない新米ママ達の行動範囲は狭く、ママ友と出会える場所は少ない。月齢が近い子供を持つママ友は、育児の悩みや相談をできる数少ない“仲間”。

 しかし、そのママ友内でのいじめに悩む女性達も多い。ママ友内でのいじめとは、いじめに見えない“いじめ”。

 男性には理解されにくい、このママ友界の奇妙なルールやいじめについて、一歳児を持つ専業主婦の綾さん(仮名・30歳)に聞いてみた。

「私のように働いておらず、保育園に子供を預けられないママは、幼稚園に入園するまでは自宅で育児が基本。支援センターで知り合ったママ友達は、元々地元の人たちでグループができていて、なんとかグループに加わることはできたのですが、いわゆる“パシリ”に近い扱いでした」

子どもの遊び相手がいなくなるから我慢

 都市部の保育園激戦区では、共働きでないと入園できず、幼稚園への入園も満3歳まで受け入れて貰えない。いわゆる乳幼児の育児をしている専業主婦達は、公園やキッズカフェなどで子供を遊ばせている。

「ママ友とキッズカフェに行くのですが、遊具で遊んでいる子供達から目が離せないので、トイレなどは順番に行くのがルール。でも、ずっと子供の相手を頼まれてトイレに行かせてもらえなかったり、他のママ達は席に座ってドリンクバーを飲んで休んでいるのに、自分だけ子供のままごとの相手をさせられたり。正直、疲れるのですが、子供の遊び相手が他にいないので、我慢して付き合いを続けています」

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