もしも弔辞を頼まれたら?!弔辞を作る上で抑えておきたい4つのポイント! (1/2ページ)
弔辞。とむらいの言葉。人生にそう何度もあることではないが、私たちは葬儀の場で死者へ言葉をかける立場になることがある。「ご友人を代表して弔辞をお願いできますか」そんなことを言われると戸惑うほかないのだが、ものごとには必ずポイントがある。心に残る弔辞を作る上でのポイントとは?
■長すぎてはダメ!
まず、長さ。
一般に弔辞は3分程度がいいと言われている。あまり長くては遺族も参列者も困ってしまうし、極端に短くては故人をしのぶよすがとならない。
3分という時間を文字数になおすと、四百字詰原稿用紙で2~3枚程度。
では、その文字数で、なにを、どんなふうに、どんな順に述べるか。これを考えるのが「構成」である。友人への弔辞を例に見てみると、およそ次のようになる。
■(1)はじめに悲しみの気持を綴る
「友人代表としてお悔やみ申し上げます。○○君、突然の訃報に悲しみでいっぱいです」など、はじめに悲しみの気持を述べる。
■(2)故人の思い出を綴る
「君とは高校の時に会って以来、友人として付き合ってきました。二年生の夏、君と一緒に……」。
ここでは、故人の思い出、エピソードを述べる。
その際、故人の人柄がしのばれるものがいいが、たとえば、明るい人柄を述べるにしても、「いつも明るい笑顔で」というだけではなく、いつ、どこで、何をした時に見た笑顔が忘れられない、というように、ひとつの思い出をピックアップして、その情景を具体的に述べると心に残るものとなる。
■(3)遺族への気遣いを忘れずに
「ご家族の皆様に、心よりおくやみを申し述べます」
弔辞は故人に対するものであるが、実際に聞くのは遺族、参列者である。やはり、遺族への心づかい、参列者への気遣いを忘れずに。
■(4)最後に別れの言葉を
「○○君、どうぞやすらかにお眠りください」など、故人への別れの言葉を述べて、弔辞をしめくくる。
■声に出して読んでみましょう!
さて、以上の構成に従って弔辞を書き上げたなら、次に、声に出して読んでみることが「心に残る弔辞」のための重要なポイントになる。