何に使われる?10基のプロペラを持つ垂直離着陸機をNASAが開発中 (1/2ページ)

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何に使われる?10基のプロペラを持つ垂直離着陸機をNASAが開発中

主翼の向きをみてほしい。水平ではなく上方に向いていることがわかるだろう。これはただの飛行機ではなく、オスプレイのように垂直離着陸が可能なVTOL機だ。ただし有人機ではない。NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発中のドローンだ。

 

■ 電動の垂直離着陸機

NASAのラングレー研究所の技術者がこの機体を製作した。バッテリー駆動する10基のプロペラを持ち、遠隔操縦が可能な無人機だ。『Greased Lightning』または『GL-10』と名づけられたこの試作機は、10フィート(約3.05m)の長さの主翼を持ち、ヘリコプターのように垂直離着陸ができ、固定翼飛行機のように巡航することができる。

当初の目標は20フィート(約6.1m)の主翼を持つ、ディーゼルと電気のハイブリッド駆動の飛行機を開発することだったが、開発チームは、まずより小さい機体でテストを開始した。

重量2.3kgのシンプルなモデル、つづいて11.3kgのFRP製モデルなど、計12機の試作モデルが作られた。カーボンファイバーでできた重量24.9kgのこの『GL-10』もそのうちのひとつだ。

それぞれの試作機を使って、われわれはコスト削減のための技術的課題を知ることができました。試作機のいくつかはフライトコントロールシステムの設定を試す過程で着陸の失敗によって壊れてしまいました。しかし、そういった失敗によって新しい発見があり、また進歩することができているのです

と、航空宇宙エンジニアのデイビッド・ノース氏はいう。

 

■ 空中で飛行モード変換に成功

オスプレイもそうだが、垂直離着陸機は“ヘリコプター・モード”と“固定翼飛行機モード”の空中での切り替えが技術的に難しい。

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