「ひらがな」何歳から書けるべき?教育のプロに聞いた、読み書きを教えるコツとは (1/2ページ)
文字に興味を持つようになってきた我が子。「これ何て読むの?」と聞いていきたり字らしきものを書こうとしたり。そんな時、つい紙に簡単な文字を書く練習をさせてみたくなってしまうものです。
でも実は“字を書くこと”については焦ってはならないということをご存じでしょうか?
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもに読み書きを教えるコツについてお話ししたいと思います。
■「読み」を優先させよう
“あ”の文字。何と読むかわからないまま書いているのは絵を写していることと同じこと。
文字を書いているとは言えません。ですから“書く”ためにはまず“読める”ようにしておくことが大切です。“読み”を優先させましょう。
■「書くこと」と「読むこと」は期間を開けて教えよう
例えば次の漢字を書けますか?
うつびょう・ばら・りゅう・すいせんとしょ・ぶどう・まあじゃん・とうきょうみつびしUFJぎんこう・かれいなるいちぞく・ひやしちゅうか
答えはこちら。
鬱病・薔薇・龍・推薦図書・麻雀・東京三菱UFJ銀行・華麗なる一族・冷やし中華
「どう書いたらいいかさっぱりわからない」と鉛筆が一ミリも動かなかった人はいないでしょう。細かいことはわからないので正確には書けないけれど「何となくこんな感じの字だったような…」、「一文字なのか二文字なのか」等ある程度、イメージは浮かぶのではないでしょうか?
これらの漢字は学校では習いません。それなのに何故イメージが浮かぶのでしょう。それはテレビや雑誌や街中の看板で目にしているからです。だから書いた経験はないけれど形が頭に思い浮かぶのです。
もうおわかりでしょうか?
書くための最適な時期は“目をつぶっていても字形が頭に浮かぶ”時です。もしあなたに“鬱病”の漢字のイメージがなければ鉛筆を動かすことさえ出来なかったと思います。
子どもに文字を教える時も同じです。焦って小さいうちから書かせても“あ”の字形はしっかり頭に入っていなければ書くことは難しくなります。