なんと1万人調査で赤ちゃん「頭囲」異常の多くは計測ミスと判明 (1/2ページ)

Suzie(スージー)

なんと1万人調査で赤ちゃん「頭囲」異常の多くは計測ミスと判明

生まれたばかりの赤ちゃんを抱えたママは、不安でいっぱいです。それが初めての子なら、なおのこと。さまざまな発育過程の平均値や発達の目安をわが子のそれと比べ、一喜一憂してしまいます。

そんな不安いっぱいのママたちにぜひ知ってほしい、赤ちゃんの頭囲に関する研究結果がアメリカで今週発表され、注目を集めています。

医療ネタを扱うアメリカの情報サイト『Medicalpress.com』を参考に、赤ちゃんの頭囲を測ることの意義と弊害について考えてみましょう。

■頭囲は赤ちゃんの健康指標の“常識”

赤ちゃんの成長の指標として世界中で広く活用されている頭囲は、左右の眉の直線上から後頭部の出っ張った部分までをメジャーでくるっと一回りさせて測ります。

頭の中に水分が溜まる水頭症や栄養失調、学習障害など、心身のさまざまな健康リスクの早期発見に役立つ、とされています。

赤ちゃんの定期的な健康診断で身長、体重とともに必ず測定され、ママたちにとってはおなじみの項目ですよね。

母子手帳には頭囲の発育曲線のグラフも印刷されており、ほとんどのママは頭囲測定に特に疑問を感じていないのではないでしょうか。

ところが、ブリストル大学とグラスゴー大学で1万人の赤ちゃんを対象に行われた追跡調査の結果、世界のそんな常識を覆す主張がなされました。

赤ちゃんの頭囲が正常の範囲を超えたケースのほとんどは測り違いなどの人的ミスのせいで、発育異常や病気を発見する“ふるい分け検査”としての意味はほとんどない、というのです。

■赤ちゃんの頭囲と異常は関係ない!

今回行われた調査は、90年代に生まれた1万人の赤ちゃんの0歳時の頭囲と病気に関するデータ、7歳時のIQデータ、11歳時の学業成績を調査した非常に大規模なもの。

専門の医師・調査員チームによって、神経系の発達、学習障害、言語障害、自閉症、てんかん、ADHDなどさまざまなリスクとの関連が徹底的に調べられました。

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